三角関係的友情的親愛_23

「ん、……む、」
ちゅっちゅっと音を立てながら、角度を変え何度もキスされる。
「っ……はぁっ、奈津」
「悠くん、好きだよ」
そう呟いた直後、唇を優しくこじあけて、ぬるりとしたものが入ってくる。何故だかわからないが、反射的に応えて舌を絡めてしまう。

あ、いま俺キスしちゃってんだ、それも大人のやつ、奈津と。そう思った途端、胸の奥がざわざわとするというか、きゅうっと締め付けられるというか、不思議な感覚に襲われる。
お互いの舌をざらざらと舐めあいながら、後頭部に手を添えられ、ゆっくりと身体を倒される。え、ちょっと待ってこれ押し倒されてるよな?なんだかんだ流されてるけどさすがにこれ以上はまずいってば。
「ぁ、な、なつ、ちょ、ま」
「ん……」
こちらが何か言いたげなのもお構いなしに、それどころかキスはどんどん深くなってゆく。

「ごめん悠くん、もう無理」
「え、や、ぁ、やめ」
腹のあたりを数回撫でた後、手はさらに下にさがり、つつっとペニスをなぞる。
「ちょっと勃ってきてる?」
「や、奈津、もうこれ以上は」
「がまんできないって」
やわやわと刺激を与えながら、奈津はキスを再開する。だめだって、本当に、


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