大変だ!愛しのレギュラスがクディッチの試合中に怪我をして医務室に緊急搬送された!
ととと取り合えずスネイプと一緒に様子を見に行こう。





「レギュたあああん!!」

「せん、ぱい…僕は、もう…」

「ううん!もうっ何も言わなくていいから!安心して!あたしがずっと側にいてあげるからあああ!」

「………」

「いやあああ!レギュたん逝かないでえええ!」

「いえ僕はもう寝たいんで静かにしてください願わくばどっか行ってくださいシッシッ」

「ちょ!酷い!その扱いに心に深いダメージを負いました。てことであたしもベッドイン!」

「すんな馬鹿!黙れみょうじ!」

「ちょ、痛い!何すんのスネイプ!」

「貴様場と空気を考えろ」

「ついでに立場も考えてください」

「レギュたん…そりゃもちろんレギュたんの嫁?」

「勝手に嫁いで来ないでください」

「ツンデレきたああああ!」

「うるさいって言ってるだろ!!」

「ぎゃあ!ちょっとスネイプさっきから女の子に手をあげるとか何考えてんの!最低!」

「何を言う僕の前にいるのは女子じゃなくてけたたましいゴリラかチンパンジーだ!」

「どっちも一応猿人類!」

「スネイプ先輩の最低限の優しさですね、猿先輩」

「いやなまえちゃんだから!何よ!スネイプの……ラクダ!」

「うわ微妙!」

「スネイプの……アメンボ!」

「更に微妙!」

「勝手に言ってろ!取り合えずここにお前がいたら迷惑がかかる。出て行け」

「はあ?断る」

「いや出てってくださいよ僕もう寝たいんですけど」

「そんなレギュたんに子守唄うたってあげまちゅね!」

「やめてください公害です」

「………」

「ほら行くぞ人生騒音モンキー」

「まだ猿なんかい!てかてかあたしレギュたんにお土産あるんだよ!」

「(全く期待とかしてないしむしろ迷惑なんですが)何ですか?」

「はい!天下無敵のオロナイ」


ぽいっ


「ぎゃあああオロナインが窓から投げられたあああ!」

「スネイプ先輩、なまえ先輩の頭をまともにする薬品とか作ってください」

「努力しよう」

「オロナインンン!」







「おやおや何だか賑やかだね」








「「「こ、この声は…!」」」

「まあ無難にルッシーだよね」

「そんなもんですよなまえ先輩。僕も期待なんかしてません」

「……ああ、」

「え?私一応先輩だよね?何この扱い」

「何しに来たのルッシー暇なの?」

「いやいやレギュラスのお見舞いに」

「……はあー」

「(ため息!?)ほ、ほらレギュラス!お土産にフルーツとか持ってきたから」

「貸して!」


ぽいっ


「フルーツううう!私のフルーツがなまえに窓から投げられたあああ!」

「大体みんなあんな反応なんですかね」

「レギュラス低レベルな奴らはほっておけ」

「うるさいよルッシーここは医務室だよ」

「「お前にだけは言われたくねェよ」」

「聞こえナーイ」

「(え?みんな冷たすぎるんですけど)」

「ルシウス先輩今更何言ってるんですか」

「そこ諦めようよ」

「(今心読まれた?何この子たちエスパー?)」

「ちょルッシー、魔法界にいながらエスパーって」

「…馬鹿か」

「(スネイプ酷っ!)」

「てことで本当に皆さん帰ってくださいこの通りです」

「ほらルッシー見なよあんたが来たせいでレギュたんがキャラ無視で土下座なんかしちゃってんじゃん」

「元はといえば誰のせいだ」

「なまえちゃん聞こえナーイ」

「(え?これ私悪いの?ここ来て実際はまだあんまり喋ってないよね確かに叫んだけど)」

「うるさいよルッシー」

「(何だこの扱い!今の私にはプライバシーはおろか思考を奪われた!)」

「むしろ人間辞めなよ」

「(えー!てかいい加減喋らせてよ!今日はずっとこの扱いなのか?)」

「おいほらみょうじ……とルシウス先輩、帰るぞ」

「ヤダー…、あだじ、レギュだん、の側を…はなれだぐ、ない゛…」

「キモいですよ先輩どうぞお帰りください」

「(レギュラス早く治せよ!)」

「………」

「そこは無視なのか!あ、やっと喋れた」

「レギュたん…せめてこれを、あたしの代わりだと思って持ってて…?」

「…なまえ先輩、これは」

「何でも直せるオロナ」


ぽいっ


「やっぱりいいい!オロナインンン!」




ハローハロー
こちらユアフレンド



(レギュたん明日も来るね!)(来ないでください)(ツンデレ!)(レギュラス、私は私は…)

そんな二人を引っ張って帰るセブルス・スネイプ



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