「カボチャジュースがヘイッ!タップダンスだヘイッ!おおーイェイ!」


「(今日は夕食後に監視生の集まりがあったなぶつぶつ…)」



「んわっ!」

「え?」









ぶちゅっ









「きっ」

「痛、ちょっ、なまえか?」

「ぎゃゃややああぁぁぁあ!!」

「ちょ、待っ…なぬ!口からだけでなく鼻からも血が!」

「ぎゃーぎゃー!最悪!死ぬ!」

「おお落ちちゅけなまえ!口が痛くてうまく話せんぞ!」

「ぎゃー最悪!誰かー!うわーん」

「ああやっぱり数百メートル先から声がしたと思ったらやっぱりなまえ先輩でしたか。どうしたんですかそんなに泣きわめいて。お腹空いたんですか」

「違うよーレギュラス!あのね、今ね、いきなりルシウス先輩があたしの唇を…」

「え?ルシウス先輩?…ああ本当だ。うずくまってたんで僕の視界に1ミリも存在してませんでした。ところで先輩何したんですか?」

「ち、違うんだレギュラス!これは事故なんだ!」

「事故?ルシウス先輩好意でも事故って起こせますからね。なまえ先輩は僕のものだとわかってて事故に見せかけてキスしたんですか。どうなりたいんですかご希望は?」

「ほ、本当に違うんだー!許せー!」

「とりあえず死んでください」

「そうだそうだー」

「てことでルシウス先輩の存在はこれからも僕の視界に1ミクロンとも存在しません。むしろ入るな」

「ぷぷールッシーどんまいっ」

「何笑ってんですかなまえ先輩、先輩にはこれからお仕置きです」

「…え?」

「こんなことになって僕が黙ってるとでも思ったんですか?」

「レレレギュラス目が怖い…たた助けて!誰かー!」





「あ、その前に先輩」

「は、はい」










ちゅっ








「!!」

「消毒です」






手に届く範囲に
はある


(ルッシーが見てる…)
(誰ですかそれ?僕の視界に入りません)
(レギュラス!どうしたら私を許してくれるんだー)



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