聞いてレギュラスー!あのねー今日の薬学の授業で蛇の目を取り出さなきゃならなかったんだけどあれ怖いじゃん?だからセブルスに頼んだんだけど最初は「は?知らん自分でやれ」って言われたんだけど「やってくれなきゃセブルスは同性愛者且つマッチョな胸筋フェチだって噂流すかんな!」って言ったら代わりにやってくれたのー!んもうセブルス優しいー!さすがあたしの彼氏!
「へーよかったですねかなりの卑怯さが出てますけど。ところで誰がなまえ先輩の彼氏って言いました?」
ちょっと話聞いてたでしょ?だからセブルスだってば!
「それスネイプ先輩も知ってるんですか?」
えそれどーいう意味?
「なまえ先輩スネイプ先輩にすきって言われたんですか?」
なんだって?
「…おいそんなに食べたいのか?」
「え?」
「さっきからずっと見てるじゃないか。僕のココナッツプリン」
「違うよセブルス見てたんだよ!うひゃ恥ずかしいでもプリンちょうだい!」
「よく食うな太るぞ」
「うんセブルスは太ってる人は嫌い?」
「外見で人の良し悪しが決まるとは思えない」
「そんな!照れるから!」
「待てどの辺からお前の話になったんだ?」
「え?最初から?」
「………」
てゆーかあたし達付き合ってるんだよね!
だってほら薬学の調合だっていつもペアじゃん!寮も一緒だからいつも一緒にいるし!
「あたし達いつも一緒にいるね」って言ったら「ああそうだな(主にお前が僕に付き纏ってるんだけどなうにゃうにゃ)」って言ってたし!ホグズミードだって何回か一緒に行ったことあるし!いやそりゃレギュラスやらルシウス先輩も一緒にいたけどあたしにはそんなの見えなかったようん!
てことで付き合ってると思うんですがセブルスにすきって言われたいです!
よし何がなんでも言わせよう!
「いきなりですがセブルス君!」
「おいブロッコリーが歯にくっついてるぞ」
「そんなあたしに正直な思いをどうぞ!」
「……歯磨け」
「そんなことどうでもいいよ!ダンブルドア先生の髭に迷い込んだ小ハエ並にどうでもいい!」
「僕はお前の為を思って言ったんだが」
「ありがとう気持ちは嬉しい!だけどそういうのじゃなくてさ、何て言うかこう、心の内の気持ちってやつ?わかる?そーいうのあるでしょ!」
「あるといえばある」
「あるんかい!それが欲しい!」
「最近太ったな」
「死ねよ」
「何だお前は心の内に思っていることを正直に有りのまま伝えただけだ」
「じゃあもう最後の手段いきまーす」
「手段?なんだ?」
「はいセブルスくーん。これは何ですか?」
「スプーンだ」
「じゃあこれは?」
「キノコだ」
「それぞれの一文字目だけどうぞ!」
「すときだ」
「え?もう一回」
「だから、すときだ」
「なんかすこぶる面倒臭ェ!」
「何なんだ今日のお前は本当に忙しい奴だな」
「セブルスの馬鹿!あたしの気持ちも知らないで!もういいよ別れる!」
「…は?」
「ああもういいよ!どうせ僕はお前と付き合ってるつもりは無いとか言うんでしょ!どうせあたしのただの独りよがりでしたよ!」
「僕はすきだ」
「はいはいあたしもすきですよこの世で1番。なんてったってハニーデュークスのチョコレートよりすきなん……ん?」
「でどうするんだ別れるか?」
「いや付き合ってくださいすきです」
「ああとりあえずブロッコリー取れよキスできないから」
「ちゅー!」
スターフィッシュ落下地点
幸せ危険地帯
(セブルスすとき!)(なんだそれは意味がわからない馬鹿か)(じゃあセブルスも馬鹿なんだね!)(なん?!)