「おいセブルス」


「何でしょう我が君」


「このプリン、キャラメルが苦いぞ」


「…申し訳ございません。すぐ別の物を買ってまいります」


「ああ次はプッチンできるやつにしてくれ」


「…かしこまりました」












「…ってこらあああ―――!!」


「落ち着け」


「落ち着いていられるかあああ―――!」


「あれだなお前、いい加減慣れというものを身につけた方がいいぞ。体力的に無駄だから」


「うんそう思う。じゃあ慣れてみることにする。別にいいよ卿がプリン好きなのは知ってたよ今更驚かないよ。…キャラメルとプッチンのくだり!く だ り!!」


「大事だから2回な」


「もうなんか何でもありだと思ってない?」


「ぶっちゃけ思ってる」


「ほらおかしいじゃん。大体スネイプが「ぶっちゃけ」とかいうワードを使ってることがぶっちゃけおかしいもん」


「いいんだもう。それより我輩はお使いに行かなくては」


「うん行ってらっしゃい。ほら行ってこい。もうプッチンプリンでも何でも買ってこいよ」











「おいセブルス」


「は、我が君どうされました?」


「夕飯はオムライスがいい。卵はトロトロじゃないとヤダ」


「…買ってきます」










「「ヤダ」って何だあああ―――!「ヤダ」ってえええ―――!せめて「嫌だ」って言えバァカあああ―――!!」


「何だ騒がしいぞ。オムライスいやなのか?じゃあハンバーグか?」


「いや我が君そういうわけじゃ…」






結論:好き嫌いはいけません



(おいちょっとこのニンジン大きいな。食えん)(5歳か!!)(グリンピース入れるな!)(わ、我が君ちょっと私の皿に入れないでくださいよ!)(うるさいルシウス)(おら食えよルッシー)(………)




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