「ふん、ふん、」


「………」


「………」


「ふん、ふん、」


「………」


「………」


「ふん、ふん、」


「あの…我が君」


「ふん、ふん、…何だ」


「何をなさっているのですか?」


「見てわからんのか、ふん、ふん、」


「は、はあ」


「筋トレだ、ふん、ふん」


「は、はあ。…お疲れ様でえす」









「スネイプ―――!もうやだ―――!あたしもうデスイーター辞めるー!転職するー!」


「…落ち着け」


「筋トレって何だよ筋トレって!あいつ誰だよ闇の帝王じゃないのかよ!筋トレって…筋トレって…」


「仕方がないだろう。ただでさえ日頃闇の魔術しか使ってなくて運動不足になりやすいんだ」


「ちくしょー魔法界ぶっちゃけメタボやべえよバァカ!」


「それに冬は脂肪がつきやすい上に燃焼しにくい」


「蓄えんなよ闇の帝王のくせにーい!」


「卿だって人類だ」


「ギリギリだよ!」


「それでも人類だ」


「ちくしょう!あたしも筋トレしてくる!」


「燃やせ皮下脂肪!」


「脱冬太り!」








結論:適度な運動を心掛けよう



(ちょ、ちょっとタンマだ…こ、腰があああ)(ギックリ腰!?)(タンカあああ―――!)(我が君いいい!?)



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