ふわふわあまい


臨也side












手を繋ぎ、歩く俺たち。

周りからどう思われているか気になって仕方がない。
変に思われてないかとか、もし知り合いに会ったらどうしようとか。

そんな緊張感と共に歩き続ける。


シズちゃんに引っ張られて林檎飴を買い、その後「わたあめも買う」と上機嫌に言いだし両手に甘いものを持って幸せほくほくのシズちゃんだった。


顔が緩んでて、何だか滑稽だ。
少しいたずらに、わたあめの端っこをかじり付いた。

ふわふわしていて、甘くて……、一口で充分だ。

途端に、頭をパシッと叩かれた。

「った……っ、何すんのシズちゃん」


「……先に食いたかった」


小学校かよ!というツッコミをギリギリ押さえ込んで不機嫌そうにするシズちゃんにごめんごめんと謝った。











※オチが行方不明。




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