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グッバイ・オールド・デイズ

やわらかさに背をむけた
君を救うことを許してください

おいで、こわいことはなんにもないよ
君をあかるいほうに連れてゆく

叶うならばあの手を握って離さなかったのに
帰ってきて

祈る前にキスをすればいい、それだけの話

神様じゃないから抱き締められる

名前を呼んでも応えないあいつに舌打ちするのは何度目ですか

もういないってわかってる

あなたはあまりに美しかった、僕はあまりに無知だった



あの冬の日、まるで老いた猫が主人に死に顔を見せまいと姿を隠すようにふらりと居なくなったお前を、私は確かに愛していたのに、何故だろう、そんな最期は実にお前らしいと笑ってしまう


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