※会話文





「赤葦くん、知ってるかい」
「なんですか、佐和さん」
「人間の脳は十パーセントしか使われていない」
「へえ、そうなんですか」
「というのは迷信でね」
「迷信なんですか」
「かのアインシュタインが残した『我々人間は潜在能力の十パーセントしか引き出せていない』って言葉がなんやかんやでそういう迷信を生んだらしいよ」
「すごい曖昧ですね」
「わたしの残り九十パーセントが目覚めて隠されし能力が発動しないかなぁ」
「いや迷信じゃないんですか」




「どうしよう木葉、俺の後輩とマネージャーがかわいいぞ」
「ふざけんな俺らのマネージャーだ」


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