※会話文




「あー!旭さんいいなー!」
「扇子?日向も扇いでやろうか」
「わーい!!」
「おい日向、お前先輩相手に…」
「影山も来るか?暑いだろ」
「いや俺は…ハイ、じゃあ」
「涼しーなー!」

「あっつ…」
「大丈夫?ツッキー」
「あ、月島、山口。お前らもこっちおいで、扇いであげるから」
「僕はいいです」
「涼しいぞー月島!」
「ツッキー、お言葉に甘えとこうよ。ね?」
「……ハァ」



「…かわいいな。な、澤村」
「あれがか?暑苦しいだろ。まぁでも先輩後輩で仲がいいのはいいことだな」
「うん、かわいいし」
「お前も後輩がかわいいって思えるようになったか」
「いや、後輩は生意気だけど。特に月島とかは」
「じゃあかわいいってなんだよ」
「旭だよ旭。かわいいわぁ…さすがわたしの惚れた男だわ。あの情けない顔とか超かわいくない?」
「……お前さ…」



(澤村に変人って言われたよ旭)
(そ、そうなんだ?)
(頭おかしいって)
(そこまで?何言ったの泰葉)
(旭がかわいいよねって)
(変だよ!!それは泰葉が変!!)
(顔真っ赤にして言っても説得力ないぜ)





東峰さんを嫌ってる後輩は多分いない。


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