odai | ナノ


全て埋まりました。


骨の髄まで
危うく恋するところでした
お決まりの台詞で君を殺す
どうしようもなく不幸でしたね
無理に遠回りする必要は無いよ
彼はいつだって幸せに怯えてる
悲劇は皮膚の感触を知っている
指切りした小指の行方
例えば、こんな恋のはなし
調教のおじかんですよ
歪んだ愛ほど美しいものはない
彼は満開の桜の下で涙を流した
憎らしいほどの接吻
天使の顔をした色魔


title by.水葬
- ナノ -