※ガゼルと読書



「ガゼル、その本おもしろい?」

ガゼル「ああ」

「私でも読めそう?」

ガゼル「君には難しすぎるだろう」

「…失礼な。大丈夫だよ、私だって本くらい!」

ガゼル「……どうだ?」

「………、…」

ガゼル「まあ、予想できていたけど」

「ちっ、違うよ。ちょっと、その…専門外だっただけで!私にだって得意な分野くらいあるんだから!」

ガゼル「へえ。例えば?」

「た、例えば…」

ガゼル「なに」

「そ、その…」

ガゼル「…」

「…」

ガゼル「…無理しなくていい」


得意不得意


ガゼル「君には絵本くらいがちょうどいいんじゃないか」

「う、うるさい!馬鹿にするなー!」

ガゼル「本当のことを言ったまでなんだけど」



***
ガゼルはずっと読書してそうなイメージ。



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