純1
:黄乃と紫槞がお互いの意見の食い違いで喧嘩をし、桜を見付けた紫槞から連絡が来たのだが…。

翠1
「ったく、この急な坂とか本当にすげーなアシル山」

橙果1
「この短期間で上まで行ったの…凄いね、シンデレラ」

瑞葵1
「……圏外だ。山頂に近付けば近づくほど電波が届かないみたいだね」

翠2
「んー…まだ5時くらいは暗くなるの早いからな……黄乃」

黄乃1
「右から行きましょう」

橙果2
「ええ!?険しいコース、また行くの!!」

黄乃2
「右から行きますよ」

橙果3
「は、はい〜…」

純2
「橙果、おぶってやろうか?辛いなら…」

橙果4
「ううん、紫槞君は一人だもん。僕一人楽はしないよ」

瑞葵2
「そう、良いこと言ったね。じゃあ、スピードアップする?翠」

翠3
「え?いいのか橙果」

純3
「おいおい、お前達…。……まあ、早めに山頂向かった方がいいし」

黄乃3
「もし疲れたら、スピード緩めたらいいですし」

橙果5
「…うん!スピードアップしようっ!」

瑞葵3
「そうだ。さっき下山して来た人が、山頂のふもとに近い泉が綺麗で休むには最適だって言ってた」

翠4
「よし、そこに向かおう」

黄乃4
「そうですね。瑞葵君、行き方とか」

瑞葵4
「…黄乃の言う通り、険しいコースからの方が近いよ」

純4
「……黄乃、凄いな」

黄乃5
「では、私が案内しますね」

純5
「ああ、頼む」
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