黄乃9
「紫槞君が迷子になったって、黄乃知らないです!あのへたれっ子」

瑞葵5
「ちょっと黄乃、それ言い過ぎ」

黄乃10
「そりゃあ、黄乃も心配しすぎかもしれませんけど、皆さんは紫槞君の恐ろしさを知らないのです!」

翠4
「え……何?方向音痴とかそういうのじゃ、ないんだろ?」

瑞葵6
「まさか、翠じゃあるまいし」

翠5
「おい、俺かよ」

黄乃11
「……そのまさかなので、心配してるのですよ〜…」

橙果6
「あ、黄乃ちゃんしょげちゃった」

純6
「…そりゃあ、心配もするよな。翠といい紫槞といい我慢し過ぎだ。言いたいことあれば言えばいい」

翠6
「おう…今は良くなったぞ。ありがとな」

純7
「そっか、あんまり無理はするなよ?………………橙果もな」

翠7
「わかったよ」

橙果7
「うん!わかった!桃太郎!!」

純8
「私はあくまでも桃太郎なのか…」



瑞葵7
「……ねぇ。紫槞、帰ってくるの遅いね」

黄乃12
「……はい〜」

翠8
「そうだよな、黄乃と喧嘩して帰り辛くなったか?」

純9
「紫槞のほとぼりが冷めたら帰ってきそうだ…ん、橙果。携帯鳴ってる」

橙果8
「え!?…えーっと、ポチっと。…はい!こちらは」

紫槞7
「あ、橙果さん?紫槞です。実は桜が見つかりました!!」

橙果9
「え!?桜の木見つかったの!!……っあ〜…紫槞君圏外区域入っちゃったみたい」

紫槞8
「はい!!それで僕、今……」

瑞葵8
「…桜の木が見つかって、紫槞がどこに居るかわかったの?」

橙果10
「それが…場所を聴く前に…」

純10
「っ黄乃!!皆で行こう。心配してるのは皆同じだ」

黄乃13
「…黄乃一人でも、そうですよね。圏外区域に入って場所を教えることが出来なかったら意味無いですよね」

翠9
「いや、一人で行くより、皆でいった方が紫槞はホッとするだろ」

瑞葵9
「意外とびびり屋だからね…」

黄乃14
「相変わらず、世話がかかるんですから〜…」

翠10
「さーって、皆で行くぞ。み、ん、な、で!!」

瑞葵10
「……ふぅ、紫槞はいったいどこほっつき歩いてるんだろう…」
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