瑞葵5
「あ〜、行っちゃったよ。いいの、紫槞。娘いっちゃったけど」

紫槞4
「娘って何ですか!!」

瑞葵6
「じゃあ、お姉ちゃんか」

紫槞5
「…まぁ、似たようなものですが。黄乃さん、翠君と話したいんじゃないんですかね」

橙果4
「え?どうして!?」

紫槞6
「……黄乃さんって、ほんわかしてる割にはしっかりしてるってことです」

純8
「とりあえず、私達はどうしようか?中間ポイントまで歩くか」

橙果5
「純ちゃん、それで!?」

瑞葵7
「着替えてこないと、折角の着物が」

純9
「私を甘く見るんじゃないぞ?」

橙果6
「は、はい…!?」



翠9
「おい、黄乃!!どこまで行くんだ?」

黄乃6
「翠君、いつもより元気無いですよ〜?もう息が上がってます〜」

翠10
「…黄乃、お前いつ気付いたんだ?」

黄乃7
「やっぱり、風邪引いてますね〜?」

翠11
「……まぁ、な。すげぇな。皆に隠せていると思ったんだけどな」

黄乃8
「翠君はもう少し、皆を頼ってくれても大丈夫ですよ〜!」

橙果7
「あ、いた!!おーい、二人と(も)…」

翠12
「だってさ、皆にああ偉そうなこと言っといてさ、カッコ悪いじゃん」

橙果8
「…ん?翠が真面目?」

純10
「おいおい」

翠13
「こんなナルシストなのにさ………………ってお前ら!いつから(居たんだ)」

橙果9
「へ?翠のナルシスト?そんな気にならないよ?」

純11
「何悩んでるかと思えば、私も着物マニアだし何も問題ないだろ」

紫槞7
「黄乃さん、翠君と何かあったんですか?」

黄乃9
「翠君、風邪引いてるんですよ〜!」

紫槞8
「え!?えーっと風邪薬、風邪薬どこだぁー!!」

瑞葵8
「…翠、何で教えないのさ」

翠14
「…いや、大したこと…っおう!?冷た!!」

純12
「……ん〜。熱も上がってるみたいだし、コテージで今日は休んだ方がいいな」

橙果10
「そうだね!じゃあ、宿泊場所を」

瑞葵9
「うん、ちょっと待ってて。予約サイト見てみる」


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