君と、私と、 | ナノ




「君はこの世界での主人だよ。」

『あ、トリップする前に出会った犬だ』

「僕は九尾!犬じゃないの!」

『きゅ…?まあいいや。で、なんでわたしがトリップしたの?ていうか奈々生ちゃんがいないし。』

「君がいるのはその奈々生がいないもうひとつの世界。いくつか世界があって、それぞれに進行してる。でも今君がいるこの世界だけは、なぜか主人がいなかったんだ。だから君を連れて来た。」

『とりあえずわたしは生きてる?死んでる?』

「生きてるよ。あと君バカなんでしょ。」

『失礼だな!!見ててよね!わたし外茂枝に契約結んでもらうから!』

「怒られるよ君。」















『ということで外茂枝。わたしの神使になってくださいお願いします。』

「断る。」

『なんで!』



(道のりは長い)





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