・ナース臨也さん






この状況は、何だ。



「だーから、シズちゃんが風邪をひいたって言うから白衣の天使な俺が看病しに来てあげたんだよ!」


けらけら笑いながら白衣ではなくピンクのナース服を着た臨也が、俺の上に跨がっている。お前はいつも俺の事を暴力の塊みたいに言うが、今のお前は視界の暴力の塊だと思うぞ。
とにかく重いし熱いから退いてほしい。


「とりあえずー、触診からだよね」

「……何言って………ひゃあっ!」


胸の突起を指で弄り、そのまま口に含む。這い回る手と舐め回す舌の感覚に、風邪の熱とはまた違う熱が段々身体を支配してくる。


「本当はスカートに顔突っ込んでフェラとかさせたかったけど…一応、病人だし今日は我慢してあげるね」


恐ろしい事をサラリと言いながらも俺のスウェットをずり下ろし、下着も剥いでしまう。抵抗するにも熱のせいであまり力が出ない。
そうこうしているうちに臨也は俺の性器を口にくわえる。


「や…っ、やめっ」

「はんれ?ひもひーれひょ?」

「バ…ッ、くわえ、たまま、……しゃべんなあっ!」

「むう………あぁ、そっか、ナカが寂しいのか」


やっと口を離したと思ったら見当違いな事を言いながら指を入れてくる。こいつは俺の弱い部分を知り尽くしているから迷いなく前立腺付近を引っ掻いてくる。


「まっ……うっ、ああっ」

「そうだよねー、俺はナースでシズちゃんは患者様な訳だし?」


にやにやと笑いながら一番気持ちいい部分を掠める程度にしか弄らない臨也の指に、だんだん俺の理性は溶けてドロドロになる。もうよく分からない、ただ、この身体の熱をどうにかしたい。


「うあっ、あああんっ」

「ぶっといお注射欲しいでしょ?」

「あっ、欲しっ、欲しいっ」

「あははっ、お薬いーっぱい出してあげるから、ねっ!」


スカートをめくり、凶悪に反り立つ臨也の性器を俺のぐちゃぐちゃなナカに"注射"されれば俺の身体は歓喜に震える。
しかし熱で体力を奪われていた為か絶頂と共に意識を飛ばした。



それでも、薄れゆく意識の中で俺は臨也の言葉を聞き逃さなかった。……聞き逃せれば、良かったのに。





「次は、シズちゃんに着てもらおうかな」




















特効薬をどうぞ
(俺特製だよ!)