・いざにゃん×飼い主シズちゃん






数年前に猫を拾った。
一人暮らしを始めたばかりで寂しかったのだろうか、何となく、気まぐれだったのかもしれない。捨てられても見てみぬ振りをしていたが、そいつを何故か拾ってしまった。


いや違う、こんなことになるなんて全く思ってなかったから拾ってしまったんだ。






「……ふっ………あぁっ」

「ふふ、シズちゃんてば本当に俺の尻尾好きだよねー、妬けちゃうなぁ」

「…………てめっ、」

「え?なに?もっと欲しいの?欲張りさんだなぁもう!」

「ひぃ……ああ、……んうっ」



ぐちゃぐちゃと、尻尾が出入りする。
ザラザラとした舌で乳首を舐められると、大袈裟にびくり、と体が震えれば目の前の馬鹿猫の笑みが深くなる。


昔は可愛かった。一緒に風呂に入ったり、一緒に寝たり…今やったら確実に自殺行為な事が普通に出来る位、可愛かったし懐いていた。
いや、別に嫌われた訳ではない。寧ろ逆だ。いきなりハツジョーキだから、と言って俺を押し倒したのはいつの事か正直もう覚えていない。


ふいに、ずるりと尻尾が抜かれる。
長時間弄られた穴は収縮し、ぱくぱくと物欲しそうにしている。



「……ねえ、シズちゃんは好きなもの一緒に挿れられたら嬉しいよね?」

「………な…、に………って……」

「ええ?だからー、シズちゃんが大好きな俺のチンコと尻尾を一緒に挿れてあげようかなって」



さぁっ、と寒気がした。
ふざけんな、そんな…絶対に裂ける!
逃げようとすれば腰を掴まれて勢い良く打ち付けられた。



「………あああああああっ!」

「我が儘言う子はお仕置きだよ?」

「ふざけ…なっ、てめぇ……誰が主人だと思って、んっ……ああっ……」

「ベッドの上では俺がご主人様でしょ?あはは、本当に可愛く啼くよねえー」



尚も腰を打ち付けながらにやりと凶悪に笑う猫に、明日が休みで良かったと心底思う。


何だかんだでこいつを嫌いになれない辺りが敗因だとは思うが………何だろう、育て方間違えたかな…。




















性根の問題です
(育て方以前の話)