・殆ど会話文
・ありがちネタ
今日の仕事は午後過ぎからだからと一人でいつものファーストフード店で遅めの昼食を取っていた。
…………どこから沸いてきたノミ蟲が目の前に居るが。何が悲しくてノミ蟲見ながら飯食わなきゃいけねえんだと殴り飛ばしたいが、昼のピークを過ぎても立地の為か、人は多い。この後に仕事もあるから下手に騒ぐわけにはいかない。寛大な心で対応してやることにした。
「シズちゃんってさ、俺のこと好きでしょ?」
「…は?嫌いに決まってんだろ?寝言は寝てから言えよ」
「俺は好きだよ!愛してる!!」
「…………………」
「何その可哀想なものを見るようなを目は、まぁお利口なシズちゃんは今日がどんな日かも知ってると思うけど?」
「………?……………っ!てめえ!」
「嫌いに決まってる、かぁ…へーぇ」
「………〜っ!お、お前なんか…っ!」
「え?なーに?」
「……………すきだ…っ…」
「ありがとう!俺も大好きだよ!!」
まさか本当に言ってくれるとは思わなかったな…。シズちゃんは馬鹿だから知らないんだろうなぁ……、エイプリルフールって、4月1日の午前中だけって事。
恥ずかしがる顔を写真に収められなかったのが残念だけど、音声はしっかり録音したし、まぁいっか!
時間変更線上の告白
(着信音にでもしようかな)
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