・小スカ
・飲んでます






「いっ、やっ、やめ、ろっ」

「なんで?別に、俺がいいって言ってるんだからいいじゃん」


嫌だそんなこと絶対、出来る訳がないだろ!マジでこいつ何考えてるんだよ!俺は嫌だって言ってんだろ?!とうとう人間の言葉が分かんなくなったのか?!
臨也の頭を思い切り掴み、そこから引き離そうと力を込めたけど、じゅる、と恥ずかしい音を立てて先端を吸われれば、身動きなんてとれなくなった。


「ぅ、ひぁ!」

「ねぇシズちゃん、何でそんなに嫌がるのさ?」

「…っあ、い、いやに、きまってん、だろ!」


先刻までの行為の所為で、息も切れ切れなのに。このノミ蟲はどこまで俺を追い詰めれば気が済むんだ!くそ、うぜぇ、うぜぇ!
不意に臨也が俺の両足を掴み、左右に大きく開かせる。そしてさらに俺の反り返る性器にぺろり、と舌を這わせた。


「や…っ!やめ…ろ…!!」

「我慢は体に良くないってば、ほら」


つい、と指でなぞられれば、さっきからずっと込み上げている尿意がさらにつよくなった。マジで嫌だ、絶対に嫌だ、本当に…目の前で笑う男が、いつもに増して憎らしい。


「…っふ、ぅッ、っぁ、」


ついに自分の目から涙が溢れているのを感じた。だってそうだろ?あまりにも、恥ずかしすぎる。


「シズちゃん、泣かないで」

「…っ、るせ…っ、なら…やめ、ろ」

「大丈夫、ちゃんと楽にしてあげるから」


にやり、と恐ろしいことを呟いて、臨也はは今までと比べものにならないほど思い切り強く吸ってきた。

「?!」

一瞬だけかっと目を見開いた俺は、びくびくと震えながら、今まで散々溜め込んでいたものを勢いよく吐き出してしまう。


「や、ぁああ、あっ!うぁああっ!」

「ん…っ」


俺から吐き出されたそれ、は臨也の口内に勢い良く吸い込まれていった。それを臨也は、恍惚とした表情で受け止めている。全て飲み干すと、ぺろりと濡れた唇を舐めて、羽織っていたシャツで顔を拭った。

俺はといえば、堪えきれない羞恥心から本格的に泣き出してしまって、臨也にしがみつく事しか出来なかった。流れる涙は止まることを知らず、シャツを濡らしていった。


「…っ殺す!!!」

「でも、気持ち良かったでしょ?」


にっこりと邪心のないような笑みで言われてしまうと、あんなに嫌だったはずなのに、何故か返す言葉が見つからなくなってしまう。それどころか逆に、こっちが悪いような気がしてきて萎縮してしまう。


「きたねえ、…だろ」

「シズちゃんのは汚くないよ?それに精液ならいつも「ふざけんな死ねもうマジで」…………照れ屋さーん」


やっぱり違う、こいつ本物の馬鹿だ。
とりあえずこのノミ蟲は明日起きたら絶対に殺そうと胸に誓った。




















最上のディナーを
(ごちそうさま!!)