・淫乱静雄たん
・ヤってるだけ
幸せな箱庭と微妙にリンク





新宿の夜を一望するマンションの一室。
折原臨也の事務所は趣味と実益を兼ねてるとはいえ、しっかりとした仕事場だ。
既に彼の秘書は帰宅していて、室内には空調と、この部屋の主である臨也のキーボードを叩く音。


そして、この場に似つかわしくない、卑猥な水音。

高級そうな椅子に腰掛けディスプレイに目を向ける臨也の足元には、赤い首輪をした金髪の青年が必死に奉仕をしていた。


「…っふ、は…んっ」

「ふふ、いい子」

頭を撫でてやるとうっとりとしたように、反り返った性器に頬擦りをする。その様子に、更に興奮が煽られる。


「そろそろ、シズちゃんも限界かな?」

「はっ、あ……?」


ね、どうしたい?そう問う彼の顔は笑ってはいるものの、絶対的な支配者を思わせるような笑顔で、もう一度金髪の青年…静雄の頭を撫でた。


「いざやの……おっきいので、ぐちゃぐちゃにしてほしい……」

「俺の、なに?」

「んあっ……いざ、やの、おっきい、おちんちんで、ぐちゃぐちゃに……せいえき、かけて!!」

「本当に淫乱…、でも俺さ、今日はもう疲れちゃったんだ。シズちゃん、動いてくれるよね?」


一瞬戸惑うが、その言葉の意味を理解すると、椅子に座る臨也に跨がり、ゆっくりと体を沈めていく。先端が入ると同時に肩に置いていた手を振りほどかれ、支えがなくなった体は重力に負け一気に奥まで突き刺さる。


「ふぁあああああああっ!!」

「ほら、動かなきゃイけないよ?俺は疲れてるから動けないからね」

「あぅ………、う、あっ!!」


息を整えるとゆっくりと上下に腰を動かし出す。苦しげな表情だが、快感を拾っているためか、声には歓喜の色が混じっている。
それを下から眺めていた臨也は、悪戯に笑うと静雄の腰を掴み、一気に速度を上げて突き上げる。


「あっあ!だめ!いざや!は、はや!ああああああっ!!」

「一人じゃ大変そうだから、手伝ってあげる!あははっ、俺って優しい、なっ」

「も、だめ、あああ、ああっ!!」


静雄が臨也の腹を白濁で汚すと、絶頂時の締め付けによって、臨也も静雄の体内に熱を吐き出す。
くたりともたれ掛かる静雄に軽くキスをしながらゆるゆると腰を動かすと、先程放った液が太股を伝い、落ちていく。



「ん…っ、抜いちゃ、やあ……」

「………っ、反則でしょ、それ」

「うあ!おっきく、なっ、ひゃあ!」



もう仕事にはならないな、とパソコンの電源を落としながら、臨也は目の前の淫靡な身体を今日はどう弄ぼうか考え、笑顔を浮かべた。




















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