・臨也がどうしようもなく変態
その声を誰にも聞かせたくない。その姿を誰にも見せたくない。彼を誰にも渡したくない。俺だけのものにしたい。俺だけが声を聞いて、俺だけが彼の視界を支配したい。
俺が彼の世界そのものになりたい。
白い部屋に閉じ込めようか。でも彼は色白だから黒い部屋がいいかもしれない。
赤い首輪を付けて、四六時中俺だけを求めるように躾る。彼はフェラが下手くそだから、まずそこから教えよう。ああ、でも、いきなり突っ込むのもいいかもしれないや。慣らしていないそこに突っ込んで痛い痛いと悲鳴を上げ、顔を歪めて泣く彼はきっと、すごく綺麗だろうな。
奥の奥まで隙間無く突き入れて、俺の形を覚えさせて、激しく揺さぶって、孕むまで俺の精液を流し込む。
最初はきっと暴れるだろうけど、最後には恍惚とした表情で俺を受け入れるようになる。いつかは彼自身から足を開き、俺を求めるようになるはずだ。
ぼんやりと昔の事を考えていたら、誰かが袖をくいっと引っ張ってきた。
思考を中断し、下を向くと赤い首輪を付けた彼――平和島静雄がいた。
「い、ざや、…も、むり……っ」
「えー?堪え性がないなぁシズちゃんは。…なら俺を誘ってみなきゃね?」
俺が右足を軽く動かせばぐちゅっ、といやらしい音が部屋に響く。
俺の足で際限まで高め、寸前で止めている彼の分身は既に限界とばかりに涙を流している。
「――っ!い、…いざ、やの…、おっきいの、ちょう、だ………っ!」
「……………45点」
途端にシズちゃんの顔には絶望のような、それでも何かに期待するような色が浮かぶ。全く、しょうがない子だな。
「…めん…なさ、…いざや、ごめ…」
「だーめ。じゃあまずは1回イっちゃいなね?」
「…や、ごめ、…あ、う、ひゃぁっ!」
足に力を入れ軽く上下に動かせばびゅくびゅくと足に生暖かい物がかかる。
とりあえずこれ、綺麗にさせなきゃな。まったく、淫乱なのは可愛いけどちょっと困り者だなぁ。
でも大丈夫、俺はそんなシズちゃんもまとめて愛してあげるからね。
幸せな箱庭
(可愛い俺の愛玩人形)
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