「円堂さんと夏未さん、本当に結婚するんですね!」 「ふふ。音無さんてば自分のことじゃないのに」 「でもやっぱり嬉しいじゃないですか!冬花さんももっとはしゃぎましょうよ!」 「でもなんか不思議な感じ。あんなに幼かったマモルくんがもう結婚だなんて」 「ですよね!月日が経つのって早いですよねぇ」 「ちょっと前までみんな子供だったのに。今じゃすっかり男らしくなったよね」 「秋さんもそう思いますよね!」 「おーい!秋!」 「一之瀬くん!それに土門くんも!」 「久しぶり、秋。元気にしてた?」 「もちろん!二人こそアメリカからありがとう!」 「一之瀬が電話を貰ったときの驚きようといったら凄かったぜ。見てて大爆笑だった」 「おい土門!何言うんだよ!」 「二人共元気そうで良かった!」 「まあ、元気だけが取り柄だからな」 「一之瀬と土門!?おまえらアメリカにいるはずじゃ!?」 「よお半田。俺が円堂の結婚式に呼ばれたらいけないのかよ」 「一之瀬!首絞めるな!首!」 「半田ってば相変わらずだね」 「それはどういう意味だよマックス!」 「中途半端?」 「それはやめてえええ!!!」 「なに騒いでんだよ」 「染岡!助けてくれ!」 「どうせ中途半端とか言われただけだろ」 「染岡くんもやめてあげようよ。ちょっと半田がかわいそうになってきたよ」 「うるせーよ吹雪。せっかく結婚式だっていうんだから説教はよしてくれ」 「でも、まさかこんなに早く円堂くん達が結婚するだなんて思ってなかったな」 「ったく。あいつはいつも俺達の先を行くな」 「それが円堂って奴だ」 「豪炎寺くん!久しぶり!」 「それにしても夏未とはな…………。どう思う、鬼道」 「どう思うって……まあ、お似合いでいいんじゃないか?」 「夏未キレイだったもんな。いつか夕香もあれを着るて思うと……」 「わかるぞ、豪炎寺。俺も春奈には立派な花嫁になって欲しい」 「おい、こんなところでシスコントークするなよ」 「不動!おまえには妹がいないわからないんだ!妹を愛する兄の気持ちが!」 「鬼道、今のは俺もひいたぞ」 「佐久間まで言うなああ!!!」 「まったく、コイツはいくつになっても変わんねえな」 「そういうおまえはモヒカンやめたんだな」 「やめろ!俺の黒歴史を掘り返すな!」 「え!?あなた不動さんだったんですか!?」 「失礼だな虎丸!」 「いや、全然わからなかったです!綱海さんもわからなかったですよね!?」 「おう!でもそんなこと海の広さに比べたらちっぽけなことだぜ!」 「いや、そんな軽くないですよ!人間違えてるんですから!後ものを食べながら話さないでください!汚いですよ!」 「何細かいこと言ってんだよ立向居!この料理超美味いぜ!」 「そーっすよ立向居。こんなに美味しいものが食べ放題だなんてまるで夢ねようじゃないッスか!」 「おまえは食べすぎだよ壁山!」 「でもこの料理本当に美味しいでヤンスね。……………………って辛あ!!??」 「うっしっし!引っ掛かったあ!」 「何するでヤンスか木暮!こら!逃げるでないでヤンス!」 「ふぅ。騒がしいね」 「おまえの服の方が騒がしいからなアフロディ!」 「僕の美的センスに何か問題があるって言うの?」 「問題大有りだ!なんだその金ぴかな服は!花嫁より目立ってるじゃねえか!」 「晴矢、カリカリしてるとモテないよ」 「おまえのせいだからな!風介も何か言ってやれよ!」 「フッ…………凍てつく闇の存在である私は低俗な庶民が着る服など興味はない」 「おまえもう大人なんだからな!?いつまでも厨二病引きずってんじゃねえよ!」 「ハハッ!晴矢頑張って!」 「笑ってないで手伝え緑川!」 「『笑う門には福来たる』だよ晴矢」 「それ今言う必要ないだろ!」 「大変だな、南雲」 「わかってくれるのか、風丸……」 「こっちも大変だからな…………」 「円堂くぅぅぅん!!!」 「だからおまえは静かにしろって言ってんだろヒロト!」 「円堂くんってば、あんなに大きくなって……」 「おまえは円堂のオカンか!」 「でもやっぱりちょっと悲しいよおおお!!!」 「黙れぇ!!!」 「大変そうだな、あっちは」 「見てみい、塔子!イケメンたくさんおるで!」 「リカは結婚式に来て何してるの!?」 「もしかしたらナンパされるかもしれへんで!」 「そんなことあるわけないでしょ!」 「おや?こんなところに美しいマドモアゼルが。一緒にお茶しませんか?」 「あんたはいつだかのイギリス美青年!ほれみぃ塔子!ナンパされたで!」 「こんなとこまできて何やってんだよエドガー!」 「もちろん英国紳士として美しい女性をお茶に誘おうとしたのですよ。テレス、邪魔ですのでどいてください」 「なんだとこの!」 「まぁまぁ、落ち着きなよボーイ。今日はせっかくの結婚式なんだからさ!」 「ロニージョの言うとおりだよ!今日はギンギンにはしゃごうぜ!」 「ギンギンって……でも度を越えたことはするなよディラン」 「わかってるってマーク!」 「マモル!久しぶり!」 「よおフィディオ!元気にしてたか?」 「もちろん!結婚おめでとうマモル!」 「ありがとな!フィディオ!」 「あれ?花嫁さんは?」 「夏未ならあっちにいるぞ」 「夏未!キレイだよ!」 「本当?ありがとうロココ」 「マモルと末永くお幸せにね!」 「みなさーん!写真の準備ができましたよ!」 「遅えぞ目金!」 「しょうがないじゃないですか染岡くん!こっちだっていろいろ大変だったんですよ!あ、コラ!綱海さんと壁山くんは食べるのを終わりにしてください!」 「めんどくさいからさっさと撮っちまおうぜ」 「不動くんも文句はやめてください!あと木暮くんは音無さんの頭にツノを生やさない!」 「何ですって!?」 「だって楽しいんだもん!」 「おいみんな写真だぞ写真!ちゃんと笑えよ!」 「円堂くんの言うとおりですよ!ほら!皆さん撮りますよ!はい、チーズ!」 幸福連鎖 『ミストルティン』の有吹一也様から1000hitフリー小説を頂いてきました(*´ω`*) すごくあったかい気持ちになりますね。みんな幸せそうで読んでいて私も幸せな気分になれました。 有吹一也様、1000hitおめでとうございます\(^o^)/これからも頑張ってください! |