嘘つきの臆病者 意味不明です。 そして厨二病。 -------------------------- 「嫌い、嫌い、嫌いだよ。君のことなんか」 嫌いなんだよ。 染岡くんは黙って僕を見ている。とても悲しそうに。 「嫌いなんだよ、ねえ」 君も嫌いって言ってよ。 僕の中のアツヤも黙って僕の言葉を聞いている。とても悲しそうに。 「大っ嫌いだよ。大っ嫌い、なんだよ」 その筈なんだ。 「ねえ、」 お願いだから何か答えて―…。 アツヤが泣きそうな顔してばかって言った。 染岡くんには抱き締められた。いや、いや、いや―…っ。 「やめて!」 ―だって、 だって… 「う…くっ…うぅ」 言葉にならない。言葉にしたくない。 そんな優しい声で名前を呼ばないで、好きだって言わないで。やめて、やめてよ。 「怖い…よ」 好き。 「ねえ、染岡くん…」 永遠なんてないんだから。 それでも僕は君のこと、 「大嫌い」 大好きだよ。 どうせみんな、最後には いなくなっていくんでしょ―? -------------------------- すみません。気分で書きました。 ← |