嘘つきの臆病者


意味不明です。
そして厨二病。



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「嫌い、嫌い、嫌いだよ。君のことなんか」

嫌いなんだよ。

染岡くんは黙って僕を見ている。とても悲しそうに。

「嫌いなんだよ、ねえ」

君も嫌いって言ってよ。

僕の中のアツヤも黙って僕の言葉を聞いている。とても悲しそうに。

「大っ嫌いだよ。大っ嫌い、なんだよ」

その筈なんだ。

「ねえ、」

お願いだから何か答えて―…。

アツヤが泣きそうな顔してばかって言った。

染岡くんには抱き締められた。いや、いや、いや―…っ。

「やめて!」

―だって、
だって…

「う…くっ…うぅ」

言葉にならない。言葉にしたくない。

そんな優しい声で名前を呼ばないで、好きだって言わないで。やめて、やめてよ。

「怖い…よ」

好き。

「ねえ、染岡くん…」

永遠なんてないんだから。

それでも僕は君のこと、

「大嫌い」

大好きだよ。




どうせみんな、最後には
いなくなっていくんでしょ―?



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すみません。気分で書きました。


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