※近親相姦的な感じ




「パ、パ…、痛いのぉ!やめてぇええ!!」

小さな手で、顔の横にある私の腕をぎゅっと掴んで想像を絶する痛みに耐えているなまえ。私のモノなど到底入りきらないなまえの幼い花弁からは、血が流れていた。膜を突き破るのと同じくして少し皮膚も裂けたのだろう。私はこんな小さな子がまだ味わうことを赦されない痛みを、なまえに与え、それでいて、我がだけがどうしようもない快楽にのまれそうになっている。彼女の固く瞑られた両方の眼からは絶えず大粒の涙が流れては、シーツに染み込んでいく。

「なに、これぇっ……いやだ…いやだよぉ…うぅ、ひくっ。」

痛みに歯を食いしばり、真っ赤に腫れて充血した目のうち片方だけが開けられたかと思えば、まっすぐに私の事を睨み付けてきたなまえ。それにすら胸が高鳴る。

なまえの育て親であった藤本サンが殉職されてから、私がこの子の新しい後見人となった。世間一般で孤児と呼ばれるものの類いであったなまえ。その実なまえの両親は青い夜の犠牲者あった。それであってかまだそう年端もいかないというのに、子ども特有の無邪気な性格の中に、時折酷く覚めきった一面を見せることがあった。彼の元で育てられていた時から、私はなまえのそういった所に惹かれていた。まだまだあどけない子どもなのにどこか大人のよう。

「んぁっ……。」

突如なまえの口から出た女らしい声に、興奮を煽られ理性もそこそこに制御ができなくなってきてしまう。なまえは必死に声を出さまいと口を手のひらで押さえていた。そんなことをしないで、もっと貴女の声を聞かせてくれれば良いのですよ。そう言ってもふるふると首を横に振り、私を拒絶しようとしていた。嗚呼そんな姿も可愛らしい。まだ受け入れてくれなくてもいい。これからじわじわと毒のように犯していけば良いのだから。なまえが大人になるのが全く楽しみだ。そう思いながら、なまえの涙を舌で味わった。


()


あとがき

幼女とメフィストさんってのを書いてみたかったんです。今回は人間の、しかも人様の子でしたが次は悪魔幼女ヒロインのとか書いてみたい。