※超絶ドSメフィストと超絶ドMヒロイン
暴力表現注意






「全くいつから貴女はこんなになってしまったのですか。とても醜いですね。目も当てられたものではありません。」

ガツン。私の背中に鈍い痛みが走る。その痛みは、まるで屋敷の外で断続的に降り注ぐ雨のようだ。彼の履いているブーツのヒールの部分がちょうど背骨に当たって時折酷い痛みが全身を支配する。

「がっ、ああっ…はぁっ!」

しかしそれを私は快楽に変えて、ひたすら喘ぐ。彼から与えられる刺激は全て快楽に変わる。声をかけられるだけでぞくりと性的快感が脳内麻薬の分泌を急かす。気持ちいい。気持ちよくて頭がおかしくなりそうだ。

「涎なんて垂らしてはしたない。それでも女性ですか?ああすみません。ナマエは私に忠実なただの操り人形でしたね。こんなぼろきれみたいな人形に中身なんて、あったものじゃない。」

そう言って私の頭部を踏みつけながら髪を引っ張る貴方。ああ、もっと蔑んで!もっと快楽が欲しい!セックスなんかじゃ物足りないの。貴方の愛はこんなものじゃないでしょう?私は貴方の人形。こんなに愛をもらえる人形なんてそういないでしょう?私は幸せ。幸せなの!

「それにしても気味が悪いにも程がありますね。踏まれて、こんなに喘いで悦ぶなんて貴女は相当淫乱ですよ。自覚していますか?全く貴女の性感帯はどこにあるんでしょうね。まさか全身だなんて言わないでくださいよ。」

「メフィストッ、メフィスト…ッ!はぁっ、はぁっ…もっと痛くして…!気持ちよ過ぎて今すぐにでも、はぁ…ッイッちゃいそう…なのッ…!」

「はあ。貴女は人の話を聞いちゃいない。イくなら一人でイッてはいかがです?何故こんな痴女の自慰の手伝いを私がしなくてはならないのですか。穢らわしい。」

「ああっもっと言ってぇ…もっと、あッはぁッ!!」

「とは言っても、まあいいでしょう。今日は私の気まぐれですからねぇ。その変わり、絶頂の快感に震える恥知らずないらやしい顔をしっかりと私に見せてください。そうしたら、ご褒美にいつもよりもさらに貴女を罵ってあげましょう。ああ考えただけで吐き気を催してしまいますな。」

嬉しい、嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい!!メフィストは私のことを誰よりも分かってくれている。そうして絶頂に達する私は最高の幸せに包まれ、涙を流す。だってメフィストが、私を見てくれてる!それだけで感じてしまうし、それだけで達することができる。ああ幸せ!私はこうしてを愛し愛されるために生を受けたの!

「メフィストッ。あっ、愛して、るからッ!」

「はぁ、ナマエ。私もこんな穢れた人形を愛しているなんて頭がどうかしてしまったようだな。」

幸せに浸る笑顔で彼を見れば、唇をまるで喰らうようなキスをされた。滲み出た血の味が甘く二人の口内を唾液と供にとろけていった。

雨は、まだ止まない。


れたネッ貴方目覚める。そうして