魔法の袖

カロル:ねえヒナ、さっき泣いてた子どもにやってた変な踊り、一体なんなの?

エステル:あ、わたしも気になります。
何もないところからお菓子を出していましたよね?
もしかして手品だったりするんです?

ヒナ:むー、カロルひどいよ。
あれはね、変な踊りじゃなくて魔法の袖っていうんだよ!

カロル・エステル:魔法の袖?(です?)

ヒナ:そうだよ!
こうやってね、……まほうのそーで!
【両手を胸の前でぐるぐる回してからパッと開く動作】
ってやるとね、お菓子が出てくるの!

エステル:わあ! ヒナすごいです!
それ、どうやって出してるんです?

ヒナ:ないしょ……じゃなかった!
ごほんっ! これは魔法だから仕掛けなんてないのだ!

エステル:ふふっ、ヒナは素敵な魔法使いさんなんですね。

ヒナ:えへへ〜そうなんだよ〜!

カロル:(今内緒って言ってたよね……)


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