■ 水瀬さんからの頂き物 ■

 ※ 源不/甘々


「寒っ…。こんな日になんで出かけなきゃなんねぇんだよ。」
「買い出しの手伝い引き受けてからそういうなよ。
 それに寒い日ほど鍋はうまいだろ。」

そう、今日の晩に鍋食うぞと拒否する間もなく強制参加するはめに・・・。
計画立てて場所提供してくれたのが鬼道くん、食器置きや簡単な調理の手伝いは佐久間、そして一緒にいる源田と俺は買い出しと料理両方の担当。
鬼道が一緒だと、この三人の押しの強さは一気に増すんだよね…。

「ったく、寒いは重いはでヤな日だぜ。」
「動いて体が温まるから夏より良いだろ。」
「夏に鍋食うか!!ってく汗かいて風邪ひいたらどうすんだよ!」
「!悪い不動。ここで待っててくれ。」
「はぁ?おい源田どこ行くんだよ。」

って、こんなとこで縁日?鍋食う前に買い食いかよ。
ゴツそうな割りに子供っぽいとこあるな。

「悪い、おまたせ。はい。」
「んっ?…チョコバナナ?」
「屋台が見えたから一本ずつ買ってきた。
 不動の分だけにしようと思ったが、見てて俺も食べたくなってな。」
「金は良いのかよ。」
「俺の小遣いで買ったからおごりだ。チョコが3種類あったが普通のでいいか?」
「チョコよりバナナだからこれで良いよ。」

そっぽ向いて一口食べる。

うん…良くも悪くも普通。バナナは良いけど。

「久々に食べるとうまいな。不動は?」
「普通。まずくねぇよ。」
「よかった。バレンタインも近いから不動はバナナ一緒の方が良いと思ったんだ。」
「ぶっ!?バレンタインのチョコも兼ねてかよ!」
「ただのチョコよりバナナ一緒の方が良いだろ、お前の場合。」

確かにバナナ好きだしチョコより良いけども。
チョコバナナあげる奴っているのか。

「不動?チョコバナナ今食うの嫌か?」
「んっ、そうじゃねぇけど。
 バレンタイン当日の方が良いかな。」
「じゃあ屋台より味は落ちるが、作ってみるかチョコバナナ」

真に受けちゃって…。人の良い奴。

「今日の鍋にチョコフォンデュ無くてよかった。」
「チョコフォンデュか…。鬼道たちに相談してみようかな。」
「それはやめてくれ!!」

END
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水瀬さん、ありがとうございました〜^^
虎馬には書けないような甘々っぷりに悶絶させていただきました。はぁはぁ
もう、なんか脅迫まがいの勢いで無理やり書かせて申し訳ないっ!
でも、書いてくれちゃう水瀬さんが大好きです!
是非、誕生日プレゼントの源不はエロでよろしくお願いします!
期待してまってまーす♪





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