\自由に生きてる/


23巻は蘇芳とちとせさんの話メインでそこからの続きで自分を殺せと蘇芳がお願いするところからなんですが、正直脳のどーたらは理解が全く追いつかなかった。ゆっくり読んでもわからん。とりあえずこのままだと皆死んじゃって危ないってのだけはわかったのですが、それでもあまつきを再起動するともう皆にも会えなくなる。前前巻くらいで鴇があまつきを止めてもあまつき側の人達の時間を止めたくはないと言っていたのも無理なんだな…て。悲しい気持ちしかない。大好きな蘇芳を殺さないといけないのも辛いだろうに、大切な人達とも会えなくなるってのは本当に辛いんじゃないかな。それを全部背負わせまいと紺も自分が止めるって言ったのかもな。優しいもんな。胡僊。
からの血がボタボタ露草。おいいい!!死んじゃう!!普通の人間だったら死んじゃうからな!!やはり錫杖がぶっ飛んでたのはフラグだったのか…。

家茂さんはなんかすごく優しそうだね。あと言葉が重い。生きてく上で勉強になる人だよ。←
萌黄さんこあい。天帝と言うよりもう普通の化物だよ。そんな中華麗に登場する朽葉がかっこいい。闘う女性は本当に好き。露草と篠ノ女って会って間もないけど手当して(応急処置)元気に戦えとか言っててなんかいい悪友になりそうだなぁとか思った。でも布巻いただけで元気にはならんのでな。無茶すんなとか言ってやれ。←
そして白緑さん…。パパン…(´;ω;`)梵天といい白緑さんといい露草を守るのは使命なんだろうか。獣妖と樹妖の関係だからかもしれないけど、父が子を守れてよかったと言ってるようでした。白緑さんは最後の最後でちゃんと還れてよかったなぁって思うよ。そこは露草の唯一の救いになったと思うから。
そんでもって鴇を守るのは露草の使命なんですね。こいついつも鴇を助けてんな…やっぱり鴇のナイトかよ。運命共同体(クラゲのやつで)だもんな。知ってた。

胡僊が最後に笑って最高の人生だったって言ったのなら、それは本当によかったと思えることでして。あまつきでのモブキャラだった彼が篠ノ女になり変わり、鴇とふれあう事により自我が芽生え、自分の存在は借り物でしかないと悩んでいた胡僊が、間借りしてた人生が最高だったと言うのならそれは本物の人生になったという事なのかなぁ…って。
また、次は胡僊として、ちゃんと友達になれたら良いなーと思いました。はい。

そしてここですよ。最後の空間のところ。本誌読んでもボロ泣きした話。あまつきの断片、全ての記憶が剥がれてるってことでいろんな人がいるんですよね。そしてそれがあまつきでもあると。もう世界は終わっていて、住む世界が無くなったらあまつきの住人は生きていけないと。つまりは消えるしかないと………。
露草の表情が辛い。本誌の時と表情違うんすよ。なんか不器用に無理に笑顔を作ってる表情になってるんすよ。本誌の時は諦めたような表情してたのに、そんな不器用な笑顔見たら胸が痛くなるにきまってるやん!!!!泣くにきまってるやん!!!!!兄の無事を確かめられないのが心残りだけどそれを鴇に託す露草がもう辛そうで。本当はちゃんと会いたかったんだなぁって。会って話したかったんじゃないかな。自分はそういう未来を望んでました。←

あまつきがデータと言うならば、新しいあまつきを作り上げればいい。データ上の意識体だった人でも関わった人の記憶にその人はいて、繋ぎ合わせていけば世界はできて、またそこから始めればいい。
それが今は夢物語だとしても、あまつきを愛した人はいる。必ず実現できると言う鴇が、1番自分に言い聞かせてるんだなぁと思いました。だからそれが本当に出来たのなら、再会することが出来たのなら、本当にチューすればいいよ。だからこれは別れじゃなくて再会の約束。っつて消えたのがもう悲しくて悲しくてさぁぁぁああ!!!!泣くしかないやん。そっからの鴇がまじで読者の代弁者である。しんどいさみしいって泣きじゃくる気持ちすげーわかる。おいらもそれだった。←
鴇は一人じゃないんだよー。銀朱さぁぁあああん!!ここの銀朱さんまじ聖母すぎる。共に最後まで一緒ですって言われたらそりゃ勇気も湧くわ。頑張れ鴇。
鴇が脳の中で強く印象づいたのが蘇芳なのは分かるとして、半さんが露草なのはなぜ?親しみやすくするため?空五倍子さんの時言うほど露草に構ってもなかった気がするんだけどな。それともあまつきに入る前に深川君が側にいたからだろうか。ようわからん。←

あまつきから5年…偉く鴇は変わりましたね。眼鏡なんてつけちゃってまぁ。梵天もとい、緑は寝たきりから車椅子での移動ができるようになったんだね。良かったね。車椅子の性能がハイスペックすぎるとは思います。仕事のしすぎは気をつけろって言ってる深川君…あーーーだろうなとは思った!深川君が露草の元かなんかだとは現代組の記憶が戻った位から何となくそうかなーとは思ってた!!でもね!!深川君=露草にはならないんだよどうしても!!
緑が深川君に露草を感じて安心してるのはよいとしても、でもそれは露草ではなくて、深川君と緑が喧嘩してるのも微笑ましいんだけども、でもそれは緑が深川君に露草を感じているからでして!!!!こういう風に微笑ましい喧嘩をしたかったのかなー露草と。心配してるって言葉にして言ってる深川君見ると露草とはやっぱり違うなって思うし、似てるとこはあるんだろうけども露草本人ではないからどうしても=に結び付けれないんですよね。それこそ鴇が言ってたように、自分が知る露草はあまつきにいて、現代に元となった(と思われる)深川君がいたとしても別の人で同じとは思えないんですよ。うんまぁ、だから自分は露草がいてくれればそれでいいんです。←
漆原さんが未だ捕まってないのは驚いた。そっかーここ解決しないままなのかーって思った。サイコロ読んでないからわからないんすけども、今後出てきたりすんのかなー。サイコロ買うかどうか悩むんだよな…あまつきロスがデカすぎて……。

ラストはきちんとあまつきが出来たということでいいんですかね。ここね、本誌の時に何故か2-9300だけ呼ばれてなくてなんでや!てなった台詞だったんですが、単行本でちゃんと修正されてた…よかった。これで言うと、5年ぶりの再会ってことになるんですかね。
もうね、単行本最後のページがね。みんないるんですよね。泣いたわ。マスター!!マスター!!!(泣)ゲームしてる鶴梅さんとか新鮮すぎるし緋ィ様はなんか得意そう。ご飯いっぱい食べさせようとしてる半さんに後ろの璃々ちゃん可愛いし、気持ち悪そうな顔してる緑に普通に飯食ってる深川君、を呆れて見てる露草の図がたまらん。5年ぶりの再会で露草は梵天の無事確認できてよかったね!いっぱい会話しててください。
そして鴇と朽葉ねー。いやーなんかもう…再会できてよかったねって言うことしかできない。あれさ、画面越しだと自分は思ってたんですけど違うのかな?直接触れてるように思わなかったので、画面(見えない壁)が間にあるもんだと思ってました。違うのかな。わからん。

とりあえず皆が幸せになれたのならそれがハッビーエンドってことで!冷たい雨がやんで、これからは晴れた未来があるんですね。そんなわけであまつき完結おめでとうございます&お疲れ様でした。
これからもずっとずっと大好きです。ずっとずっと死ぬまで露草描き続けます。描き続けたいです。

あと小冊子については、あまつきを作ろうと頑張ってる鴇を応援したくなる内容と、緑が素直に鴇に感謝してるのが微笑ましかったのと、妖怪飯食え爺と餓鬼に世話されてる緑が天座を思い出させて幸せな気持ちになりました。
表紙もね、3つ買いました今回。通常版特装版アニメイト限定版。アニメイト限定版に至っては買うのが遅れたせいで店舗になくて、地元にある小さいアニメイトに行ったらそこがまだ置いててくださってて。本当諦めてたのでめさくさ嬉しかったです。大は小を兼ねるわけじゃないんすね。覚えとく。
通常版は彼岸サイド、特装版は雨月サイドになってるんですがもう…!!天座兄弟の表情が辛い!!苦しい!!しんどい!!!!青鈍さんの表情も晴れやかってわけじゃないんですが、雨月サイドの緋ィ様が美しく微笑んでてね。平八は可愛い。
帯もまた逢えるっていって手を伸ばしてる鴇だからなー。朽葉はそれに対してるんだろうな。あかん表紙見ただけで泣いちゃう。あかん。
アニメイト限定版のやつはですね、皆幸せそうでよかった!!!!鴇がいつも現代とあまつきを取り合わせた服装する時、制服の上に着物羽織ってたのが逆になってて着物の上に制服になってたから、仮想現実空間じゃなくなったって意味なのかなーって思いました。あまつきはちゃんと現代になったってことで皆とも会えたっていうような表紙だと思っとります。裏表紙でなんか言い合いしてる天座兄弟が見れて本当に幸せですありがとうございました。もうずっと兄弟してろ!!大好きだ!!!!あとは青鈍さんが緋様に抱きついてるのが個人的に泣けた。藍鼠さんじゃなくて青鈍さんってのにね!泣けたんです。そいや煤竹どこに行ったのかな…←

長くなりましたが感想は以上です。いろんなことを思い悲しみも嬉しさもあって言葉にできてないとことか誤字脱字あると思うのですが、そこは何となくで見てください。←
今後もあまつき大好き露草愛を貫いていこうと思ってます。描きたいネタありますしね!バシバシ描いてきますー。

2018/06/01

第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
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