ウィークリーガール
宵闇の少女-5/5
『あなたはそこで待ってなさい。』
カノンはファインダーにそう言い渡し、少女の座る椅子を前に立つと、ラビの手を握った
強く握る少女の手は――
『はぐれるといけないからね。…行くわよ』
「…おう」
二人が闇に飲まれていくのを、少女とファインダーが見つめていた。
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