「なるほど…エクソシスト様はどう思われますか?」
『話を聞いた感じ奇怪に違いないけど、原因がイノセンスかと聞かれるとなんとも言えないわね』
「切っ掛けも解らないしなー…。ってかそのモヤみたいなのは、おじょーさん?の体に支障はないんさ?」
「ないですね…本当にただ周りに漂ってるだけみたいで」
みんなが首を捻って唸っている中、一つの答えに辿り着いた。
『もしこれがイノセンスなら、私たちには影響ないんじゃないかしら』
視線がこちらに集中するのがわかる。
「そうさねぇ…」
ラビは少し悩んでから腕を頭に組み、いつもの表情で話した
「ま、今はそれしか方法がねーし、いっちょやってみっか!」