なんでこんなにも、おれとあなたはちがうのですか。おれがおとこで、あなたはおんな。そんなせいのさいじょうのちがいがおれたちにはあるのです。それはおれがあなたをこんなにもあいしているのに、あなたはおれをあいしてはいないというきもちのちがい。もとめても、もとめても、あなたはおれいがいのなにかをみつめているのです。なぜ、なぜなんですか。おれはあなたをあいしてはいけないというのですか。こんなにもむねがあつくやけるようなかんかくに、ふたをしろとでもいうのですか。それともあいしてるというきもちでは、たりないというのですか。あいいじょうのきもちなんて、おれにはわかりません。それいじょうなんて、あるのでしょうか。あぁなんで、これほどまでにあなたとわたしはちがうのです。ちがいをとりのぞくにはどうすればいいのですか。おれにはひとつだけしかせんたくのよちはないようです。
1+1=
なんてすばらしいかんかくなんだろう。これこそがおれのもとめていたもの。あなたとひとつになるという、れっきとした愛。