ボンゴレ式Natale Banchetto準備中 『G様!プレゼント仕分け用の部屋、一室じゃ無理っす!』 『一階の東の空き部屋を使え! くっそ手が足りねぇ……おいファビオ!お前も手伝って行け!』 『えぇっ? し、しかしG様、まだ本部にボスと守護者様とユキ様宛てのプレゼントが……あと三往復はしないと…』 『まだそんなにあるのか! リナルド、上に行ってランポウとDを叩き起こしてこい!』 『G様…さすがにそんな許可を部下にお与えになるのはいかがなものかと』 『働かざるもの食うべからずだ。嫌がったらチキンの代わりにてめぇをオーブンに突っ込んでやると言え!』 『はぁ…かしこまりました』 『なぁG』 『なんだプリーモ!この忙しいときに』 『いや大したことじゃないんだが、三日くらい前から俺のグローブが見当たらないんだ』 『なんだと!?そういうことは早く言え!クリスマスなんてやってる場合じゃねぇぞ!』 『いやクリスマスは大事だろう。大丈夫、そのうち出てくるさ』 『のんきか! 警備班総出で探させろ!もし盗まれたとかだったら大問題だろうが!』 『どうしよう……元の場所に戻すの忘れてた。手のサイズが知りたかっただけ、なんて言ったら怒られるよね…』 『ユキ、何で隠れているんだい?』 右腕の喉が心配なクリスマス。 |