「やっぱ女はC以上だよなー。谷間は必須だろい」
「俺はあんまり大きいのは好かんぜよ。形が良ければ何でもよか」
「形も大事だよなー。垂れてるのとか萎えるわ」
『ねぇ、そういうのは私がいないところで出来ないかな?』

この二人はさっきから私の前で堂々とこんな会話を繰り広げている。

「なんじゃ、イヴも混ざるか?」
『結構です。ってか誘うかフツー』
「イヴの胸ってちっちぇよな」
『あ?』
「嫌、何でもないです・・・」

ちっちゃくて悪かったなちっちゃくて。
所詮Bだよ!

「でも形は綺麗そうじゃよ」
『フォローなってねぇし!』
「あー、わかるかも」
『無視かよ!ってか人様の胸ジロジロ見んな』

二人の視線は思いっきり私の胸に向いたままだ。

「あーなんか、アレだ、うん。想像したらムラムラしてきた。俺家帰るわ」
『は?おいコラ何想像しやがった?家帰って何する気だ?あ?』
「じゃあ俺も帰るぜよ」
『え、ちょ、もう?さっき来たばっかじゃん。注文したのまだ来てないよ?』
「今回はイヴに譲るよい」
『はっ?ちょ、あんなに食えないから!ちょっと待ってよ!』

二人は私を残して帰ってしまった。

家に帰って何すんだ?
アイツら・・・・・・。




セクハラで訴えますよ、お兄さん方。


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