※こたつプレイの話


土木
「自業自得!」続き
副題 : 攻めを幸せにしてあげよう企画第3段。



「太陽がね、風邪引いたんだって」

「それは大変だな、見舞いの品でも持って行った方がいいか?」

「もう直ったから大丈夫って言ってたけど、昨日惚気自慢されちゃってさ」

「あそこの2人は仲が良いからな」

「うん、それでね、俺もしてみたくなっちゃったんだ…こたつプレイ」

縁側で雪見をしながら話していた木星の肩を掴んで押し倒すと長い髪がバサリと広がって驚きに丸く開いた2つの瞳と目が合う

目が合ったことでどきまぎしている木星が可愛くて和服の合わせ目から手を忍ばせると衣擦れに息をつめる音が耳を掠った

「土星、いきなり何を…」

「太陽ね、こたつでエッチした後そのまんま月抱き締めて寝ちゃって風邪引いたんだって」

馬鹿だよね、と腰や胸を愛撫する手は止めずに話し続けると鳥肌を立てた白い腕をびくびくと震わせながら抗議の声を訴える

「土星、さむい…」

「そうだね、じゃああったかくなるとこ行こっか」

横抱きにして脱がせたどてらを剥き出しの白い肩にかけて居間のこたつまで運ぶと呆れか諦めか、多分両者の入り混じった溜め息が漏れる

「するのか」

「だめかな?」「そういった聞き方は狡いと思うぞ」

「あはっ、ごめん」

木星を膝の間に座らせて、暖かいこたつに足を入れるとじんわり優しい熱が下半身を包む

「あったかいね」

「こたつだからな」

「そだね…じゃあ、触るから」

机の上のみかんなどには目もくれず、布団の中に腕を突っ込み和服の裾を開くように捲っていけばスルリと滑りの良い長い足がこたつの熱に晒されて体温を上げていく

「ふっ…」

「俺ね、木星の脚って凄いすきー」

剥き出しになった内股を擦るように愛撫していくとピクピクと痙攣して感じているということを声とともに知らせてくれる

「ひっ、」

「感じやすくてさ」

長い後ろ髪を左肩から全て流し普段は隠れているうなじに顔を埋めて舌を這わせれば小さく声が上がる

「触り心地も最高だし」

「あっ…」

「なによりエロい!」

それまでさわさわと手のひらで往復するだけだった愛撫を止め爪を立ててみればびくんと全身を震えて此方に顔を向けた

「ん、なぁに?」

わざととぼけた態度で微笑めば口をもこもこと動かし少し潤みを増した双眸で訴えかけられた

「言ってくれなきゃ、わからないよ」

「お前…」

「ん?」

「きちんと、触ってくれ…」

「服は?」

「脱がせて…」

はぅんと熱い吐息が混じった甘い声で懇願され、簡単に陥落させられてしまう

本当はもう少し具体的な言葉で言って欲しかったんだけど仕方ないよね

普通にしてても色っぽい木星の本気で参ってる色気なんて、俺みたいな性欲有り余る若造に向けられたらイチコロだよ、即死即死

望み通り木星の下着を剥ぎ取ってもはや殆ど役目を果たすことの出来ていない帯も解いて横に投げ捨ててしまうと、なんとも無防備な姿で欲に濡れた瞳の木星が完成する

「さっきまで寒いなんて言ってたのにすっかり熱くなっちゃったね」

「いいから早く触っ…」

「焦らない焦らない」

ちゅぷっと木星の濡れた唇に軽く触れてこたつから抜け出し、自分も身に纏っていた服を全て脱ぎ捨てる

結果図らずも焦らすことになってしまっていたらしく、再びこたつに足を潜らせれば腰をユラユラさせた木星の手が俺の腕を掴み足の間の一物を握らせてきた

「えっちだね、我慢できなくなっちゃった?」

「あうっ、らって土星が…」

先端から溢れる液を掬うようにして苛めてみれば木星の一物は更に溢れ出す量を増して存在を大きく主張する

「そいえばいっつも思ってたんだけど木星ってけっこう量多いよね」

「そんなの知ら…」

「布団汚しちゃうかも」

「あっ、らめ!らめ!」

「もうイキそうだね」

「らめっ、いっちゃ…布団汚しちゃう!」

「汚しちゃえばいいじゃん」

「あっ、ふぁっ…」

「じゃあ僕が飲んであげるから、こたつの上に座って」

「らぁっ、立てな…」

「仕方ないなぁ」

「あっ、あっ、…んっ、あぁぁぁ!」

絶頂が近い木星をこたつの上に仰向けに寝かせて両足を掴み、そそり立つ一物にずずっと吸い付けば呆気なく口内に欲を撒き散らされる

「ごちそうさまでした」

わざとらしくぱちんと手を合わせて言うとハァハァと肩で息をする木星に強い瞳で睨まれる

涙なんて溜めて睨んでも逆効果なのにね

「あっ、そうだ!」

「…?」

ふぅふぅと未だにこたつの上で息を整える木星を見ていて思いついた

「こたつといえば何だと思う?」

「みか、ん…?」

「正解!」

木星を乗せたせいで机から転がってしまったみかんを拾い集め、オレンジ色の皮を剥けば白い薄皮に覆われた小ぶりな果肉が顔を出す
「木星はみかん白いとこ剥く派?」

「剥かない、が」

「だよねー」

「じゃ、はいあーん」

「甘い…」

小さく分けたみかんを木星の口に放り込むと狙い通り甘かったらしい

皮の薄いみかんって甘いんだよね

「そんじゃ、水分補給終了!あとはこっちのお口で補給してね」

膝の裏を掴み、俗に言うまんぐり返しの態勢にさせて小さめのみかんを1欠け後ろの穴に送り込む

「やっ、やだ、土星!」

「運動前の水分補給だよー」

笑いながら中に押し込んだみかんを潰して水分補給をしてもらうと、そんな水分補給なんて聞いたことがない!と怒られてしまう

「じゃあ俺たちが第一人者になればいいじゃん」

皮を取り出してまた新たにみかんを中で潰して、をいくつか繰り返していると木星の中がぐしょぐしょになっていく

「あぁっ、どせ、ん…」

「中のみかんジュース、飲ませて」

両手で尻たぶをつかみ穴を開かせるとしとしととみかんの汁が滴ってくる

隙間から舌をねじ込めば木星は喉を反らして喘ぎ始めた

「ジュル…っあおいしいよ、木星」

「そんなっ、マニアックなこと…」

「木星の中、びっしゃびしゃで甘くて女の子みたい」

「やっ…はっ…」

「清楚な木星が大股開いてこんなとこからジュース出してさ」

「いわない、で…」

「言わせてよ、もっとエッチで可愛い木星を見せて」

「いじわ…るっう、はぁっん」

ジュルジュルと中を満たしていたジュースが出なくなり、中の壁に飛び散った小さい果肉を集める為ジュポジュポという動きに変えるとついに理性が飛んでしまったらしく、引き気味だった尻を押し付けるように木星は動き始めた

「理性、ぶっ飛んじゃった?」

「あっ、あっ、もっと…ジュポジュポしてぇ!」

「どこを?」

「わたしの、おしり!お尻のあなもっと!はあっ、いじめて!」

「んっ、」

「あっ、いい!いいっ…イっちゃう!」

「それは困るなぁ、ねぇ…もう俺のチンポ、入れてもいい?」

「いいっ!いいから!土星のおチンポ、っあ…私のお尻に、ちょうだい!」

乞われるまま、ぐっと木星の中に埋め込めば内壁が絡みつくようにうねり俺の一物を受け入れる

「動くよ」

「あっ、待って!待って!」

「はっあ、はぁ…はぁ…」

「イっちゃう!わたひ、イっちゃうから!どせ、と…一緒イきたいからっはぁ、はぁ…私のおチンポ、握って、イカないようにしてぇ」

「はっ、ヘンタイ…」

「ヘンタイれ、いいから!はぁっ、う…きもひ…」

「俺も、…っあ、イきそ」

「イく、イくっ…!」

「中で、出すぅ、よ…」

「出して!中で出してぇえ」

「ふっ…」

「あぁぁぁぁぁぁ…」







情事が終わったあと、気を失ってしまった木星を清め、暖かいこたつの中に入る

間違っても木星が風邪を引くことのないように、木星の肩を後ろからぎゅっと抱き締めて上からどてらを掛け目を閉じる

これで俺が風邪引いたら木星もあーんってしたり甘やかしてくれるかな?






翌日、目を覚まして風邪を引いていたのは木星の方だった

「ごめん!俺が風邪引く予定だったんだけど…」

「今回の私はとんだとばっちりのようだな」

「ごめんなさい」

「いいさ、お前が風邪引かなくて良かったよ」

「木星…」

「とりあえず罰として寝室まで運んでもらおうかな?誰かさんのせいで立てないらしいから」

ふふっと冗談混じりに笑い、頬を優しく撫でてくれる木星を寝室まで出来るだけ負担をかけないように横抱きにして運ぶ

「欲しいものとかない?」

「うーん…特にはないな」

「そっか」

しょんぼりとうなだれればあっ、と何かを思いついたように呟く木星

「どうしたの?」

「欲しいもの、あった」

「えっ、なになに?」

「お前」

「?」

「ずっと側に居て欲しい…」






     END
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攻めを幸せにしてあげよう企画第3段の土木さん

それにしても確か木星の初期設定で『乱れると凄いのお色気お兄さん』的なのがあった気がして書いてみたけどキャラ崩壊が酷いね。木星さんおチンポとか言うかな?(笑)


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