女の子枠で借りてきた
「ラブリー・ボーン」見てきた！
追記からネタバレ感想とかロリコンがどうのこうのとか
---------------
ロリコンと女の子目当てで借りてきたけどもわりとアタリだったよ！
主人公のスージー役の女の子は「ハンナ」でも主役やったシアーシャ・ローナンちゃん。
色素薄くてかわいい。
まず今回のロリコン→中年メガネのスタンリー・トゥッチが演じる物腰穏やかな、でもちょっと神経質そうなロリコン。ひたすらスージーを思い浮かべながら家の中ウロウロしまくったり、スージー達が家族で出かけたデパートへ付けて来て遠目にスージーを観察してたり。誰でもいいからとにかくようじょ！ではなくターゲットロックオンして逃さないタイプのロリコンのもよう。これはよいロリコン。手先が器用なのでドールハウスを作ったりと芸達者。しかもスケッチ帳に女の子を引っ捕らえる罠の構想を書き込んで綿密な計画を練ったりするしっかり者タイプ。
と、ここまでロリコンのプロフィールが分かる程度にはロリコンVS少女映画でした。正直ロリコンにぶっ殺されるのは冒頭くらいでそこからヒューマンドラマがどうのこうのかな〜と思ってたのでこれは予想外に嬉しい展開。ロリコンは近所に住んでるおっさんなんですが、そいつがスージーにロックオン、捕まえようと罠を作る。学校帰りのスージーを待ち伏せして自作の秘密基地を口実に誘ってきますがあかんでスージーそれはロリコンの罠やで。と言うまもなく地下室にホイホイされるスージー。地下室って言っても畑に直接穴掘ってそこに3畳くらいのスペース設けただけのまさしく穴倉。ハシゴ立てて地上と行き来できるようになってるんだけどちゃんと入り口が地面に隠れるようになってて、ここでもロリコンのポテンシャルの高さが伺える。
地下室に連れて来られてからメガネを何度もいじくりながらひっきりなしにしゃべり続けるロリコン。そこでようやく危険を察知して固まるスージーと、お気に入りをやっと捕獲出来て上機嫌なロリコンの対比が緊張感と怪しい雰囲気バリバリで素敵です。この後逃亡に失敗してスージーぶち殺されてしまうんだけど、戦利品としてスージーの付けてたブレスレットを持ち帰る辺りからあれこのロリコンなんかずいぶん慣れてるよねとドキワクが生まれてたのですが、結果的にロリコンはただのロリコンではなく今までにスージー含めると7人殺してるっていうシリアルキラーのおっさんでした。わーいすごいぞおっさん！と続々明るみになるクズっぷりが楽しい一方、若干「スージーに一途じゃないのか」っていうがっかりもまた出てくる。
地下室での会話で「彼氏はいるの？あ、いないの？だと思った。君は他の奴らとは違うもんね＾＾」とか処女厨っぽさを匂わせることを言ってたじゃない。そういうロリコンには一人の女の子に執着して欲しいじゃない。もう最後のあたりなんてロリコン被害者の会みたいになってて画面に女の子がいっぱいです。うれしい。
ロリコンへの感想はここまで。
映画自体は、SFっていうだけあってスージーのきらっきらの世界観がCGでおとぎ話みたいに表現されててかわいいです。好きな男の子が居て、夢中な趣味があって、家族とは仲良しで、憧れの男の子にデートに誘われちゃったりして、っていう14歳の女の子のキラキラが例のロリコンによって一瞬にしてぶった切られてしまうのですが、その割には天国未満の幻想世界に行ったスージーはどろどろしてない。むしろ、妹の恋愛を羨ましいなーって影から眺めたり、家族が心配でなんとか助けようとがんばってみたり、天国未満のところで出会った女の子とファッションショーしたりダンス踊ったりおっきなお花を咲かせてみたりと、スージーはどうやっても14歳の女の子のまんまで、そこがかわいいし切ないところなんだろうなと思う。
口では「あんな奴殺してやりたい」みたいなことを言うのですが、ラストで現実世界に一瞬戻ってこれた状況でも、自分の死体を始末しに行くロリコンを止めるか、大好きだった男の子とキスするか、どちらか選択迫られて、キスを選ぶ辺りがスージーまじイノセント。汚れないJCは天使だということが証明された。
救いを求めてスージーが動く話なので、ラストはもちろんバラバラになりかけた家族も収束してスージーも天国に行けるわけなのですが、肝心のロリコンは捕まらないしわけの分からん天罰みたいなのが下って死ぬというそこだけちょっと釈然としないような終わり方でした。でも全体的に14歳のメルヘンとして見ればあの突拍子もない間抜けな死に方もおとぎ話らしくてイイかもしれないなとも思いまする。
字幕→吹き替えで見たのですが、吹き替えはスージーの言い回しがステキじゃないので一発目見るなら字幕をお勧めします。ラストは字幕と吹き替えの間に越えられない壁がある。
あとらくがきのスージー
スージーの服かわいかった。っていうかスージーがかわいい。相当かわいい。
「ラブリー・ボーン」見てきた！
追記からネタバレ感想とかロリコンがどうのこうのとか
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ロリコンと女の子目当てで借りてきたけどもわりとアタリだったよ！
主人公のスージー役の女の子は「ハンナ」でも主役やったシアーシャ・ローナンちゃん。
色素薄くてかわいい。
まず今回のロリコン→中年メガネのスタンリー・トゥッチが演じる物腰穏やかな、でもちょっと神経質そうなロリコン。ひたすらスージーを思い浮かべながら家の中ウロウロしまくったり、スージー達が家族で出かけたデパートへ付けて来て遠目にスージーを観察してたり。誰でもいいからとにかくようじょ！ではなくターゲットロックオンして逃さないタイプのロリコンのもよう。これはよいロリコン。手先が器用なのでドールハウスを作ったりと芸達者。しかもスケッチ帳に女の子を引っ捕らえる罠の構想を書き込んで綿密な計画を練ったりするしっかり者タイプ。
と、ここまでロリコンのプロフィールが分かる程度にはロリコンVS少女映画でした。正直ロリコンにぶっ殺されるのは冒頭くらいでそこからヒューマンドラマがどうのこうのかな〜と思ってたのでこれは予想外に嬉しい展開。ロリコンは近所に住んでるおっさんなんですが、そいつがスージーにロックオン、捕まえようと罠を作る。学校帰りのスージーを待ち伏せして自作の秘密基地を口実に誘ってきますがあかんでスージーそれはロリコンの罠やで。と言うまもなく地下室にホイホイされるスージー。地下室って言っても畑に直接穴掘ってそこに3畳くらいのスペース設けただけのまさしく穴倉。ハシゴ立てて地上と行き来できるようになってるんだけどちゃんと入り口が地面に隠れるようになってて、ここでもロリコンのポテンシャルの高さが伺える。
地下室に連れて来られてからメガネを何度もいじくりながらひっきりなしにしゃべり続けるロリコン。そこでようやく危険を察知して固まるスージーと、お気に入りをやっと捕獲出来て上機嫌なロリコンの対比が緊張感と怪しい雰囲気バリバリで素敵です。この後逃亡に失敗してスージーぶち殺されてしまうんだけど、戦利品としてスージーの付けてたブレスレットを持ち帰る辺りからあれこのロリコンなんかずいぶん慣れてるよねとドキワクが生まれてたのですが、結果的にロリコンはただのロリコンではなく今までにスージー含めると7人殺してるっていうシリアルキラーのおっさんでした。わーいすごいぞおっさん！と続々明るみになるクズっぷりが楽しい一方、若干「スージーに一途じゃないのか」っていうがっかりもまた出てくる。
地下室での会話で「彼氏はいるの？あ、いないの？だと思った。君は他の奴らとは違うもんね＾＾」とか処女厨っぽさを匂わせることを言ってたじゃない。そういうロリコンには一人の女の子に執着して欲しいじゃない。もう最後のあたりなんてロリコン被害者の会みたいになってて画面に女の子がいっぱいです。うれしい。
ロリコンへの感想はここまで。
映画自体は、SFっていうだけあってスージーのきらっきらの世界観がCGでおとぎ話みたいに表現されててかわいいです。好きな男の子が居て、夢中な趣味があって、家族とは仲良しで、憧れの男の子にデートに誘われちゃったりして、っていう14歳の女の子のキラキラが例のロリコンによって一瞬にしてぶった切られてしまうのですが、その割には天国未満の幻想世界に行ったスージーはどろどろしてない。むしろ、妹の恋愛を羨ましいなーって影から眺めたり、家族が心配でなんとか助けようとがんばってみたり、天国未満のところで出会った女の子とファッションショーしたりダンス踊ったりおっきなお花を咲かせてみたりと、スージーはどうやっても14歳の女の子のまんまで、そこがかわいいし切ないところなんだろうなと思う。
口では「あんな奴殺してやりたい」みたいなことを言うのですが、ラストで現実世界に一瞬戻ってこれた状況でも、自分の死体を始末しに行くロリコンを止めるか、大好きだった男の子とキスするか、どちらか選択迫られて、キスを選ぶ辺りがスージーまじイノセント。汚れないJCは天使だということが証明された。
救いを求めてスージーが動く話なので、ラストはもちろんバラバラになりかけた家族も収束してスージーも天国に行けるわけなのですが、肝心のロリコンは捕まらないしわけの分からん天罰みたいなのが下って死ぬというそこだけちょっと釈然としないような終わり方でした。でも全体的に14歳のメルヘンとして見ればあの突拍子もない間抜けな死に方もおとぎ話らしくてイイかもしれないなとも思いまする。
字幕→吹き替えで見たのですが、吹き替えはスージーの言い回しがステキじゃないので一発目見るなら字幕をお勧めします。ラストは字幕と吹き替えの間に越えられない壁がある。
あとらくがきのスージー
スージーの服かわいかった。っていうかスージーがかわいい。相当かわいい。
