君に惹かれて君を愛して君しか見えない君依存症の僕なんだけれど、君が見ているのは彼みたいだから僕は後ろから見守って居ようと思うんだ、いいよね。


揺れるのは心、揺らぐのは意思。冷えていくのは指先で、睫毛が震えたから涙が零れて、それでも私はまた、誰かを愛するのでしょう。


私の運命の人は確かに貴方だったけど、貴方の運命の人はきっと私だったけど、貴方が愛するのは嘘で塗り固められた彼女なんだね。(それでもわたしはあなたをゆるすよ)


見たことは有っても会ったことは無くて、私が知っている君のことなんて零に等しくて、君は私の存在すら知らなくて、君は確かに遠い人で、君と私じゃ世界が違って、それでも君を愛しいと想うこの感情を、恋と呼ぶことを許してくれますか?


隣で眠る貴方を思い出しては泣いてしまう弱い私だけどね、貴方の為なら我慢できるから、どうか朝になればただいまと微笑んで、愛してるのは私だけだと囁いて。(そのことばでわたしはきっといきていける)


誰よりも君は強かった。誰よりも君は輝いていた。誰よりも君は美しかった。だからこそ僕が遠避けた君は、けれど、誰よりも弱い僕と同じ、人間だった。


興味が無いとは言わないけれど、面倒だとは思ってるのよ。勿論私はそんな事を正直に言ってしまうような馬鹿ではないから、きっと気付けないのでしょうけれど。


貴方を殺して私も死ぬなんて、そんな事謂うはず無いでしょう?私なら、貴方を殺して自分は幸せになるわ、上手くやる自信があるもの。


気持ち悪いとお前は言うけど、キチガイだと叫ぶけど、そんなことは今更だろ?最初から最期まで、俺達は何処にも行けず何にも成れないんだから。


いい加減、白黒付けるのを止めたらどうかな。予定調和の茶番劇、曖昧不確定な灰色の未来ほど、安心出来るものが無いことを君は知ってしまったんだろう?(足掻いたってもがいたって、君に救いは訪れないし)





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