まどろむ午後
あの蕾がひらいたら、
穏やかな陽の光
目覚める命達
桜吹雪の下で



照り付ける陽射し
空に咲くは大輪の、
向日葵と君
夜空に輝く三角形
蒼い海と焼けた肌




紅く朱く色付く
目には見えずとも
涼やかなる秋風に
満月に兎は跳ぶ
気づけば過ぎ去りし、



最後の枯れ葉が落ちたら、
頬に刺さるは冷たい風
暖かいあの人の手
人肌恋しく感じる理由
舞い散る六花と銀世界


四つの季節から愛をこめて




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