2012 . 05 . 10

今さらって言われちゃうかな?でも、そうじゃないと書けなかったから…。

hide、あなたが旅立ってからもう14年が経ちました。私はあなたの活躍をこの目で、この耳で見て聞くことはできなかったけれど、それでも私はあなたが大好きです。
あなたがいかに偉大なミュージシャンか。あなたがいかに偉大な存在だったか。それを私はリアルタイムで知ることは叶わなかったけれど。だからこそ思います。あなたが今も生きていたらって。
いくら言ったって詮ないことですが、それでもそう願わずには、思わずにはいられないのです。
X JAPANは復活したけれど、やっぱりあなたじゃないとダメなんです。hideがギタリストだったから、hideがメンバーだったからX JAPANはX JAPANだったんです。そう、私は思うんです。
あなたに本当に、生きていてほしかった。
もっともっと、多くのあなたの曲を聞きたかった。
あなたをこの目で見たかった。

私はあなたを知ることができて良かった。あなたのような偉大な存在を知ることができて本当に良かった。あなたの遺した多くの曲を知ることができて良かった。
あなたの曲に出会えて、あなたに出会えて、本当に良かった。

X JAPANがあの時に解散しなければ、あなたは生きていたんじゃないかと、そう考えてしまったりもします。そう考えてしまうと、どうしようもなくやるせない思いを感じます。
でも、あの時はきっとそれぞれが一番大変で苦しんで、そうやって見いだした結果だったのかも知れないですね。
でも、私はhideと同じようにX JAPANには解散してほしくなんかなかった。ずっとずっと続いてほしかった。
復活はしたけど、もうあの頃のX JAPANじゃないから…。
やっぱり何を言っても、一番はあなたに生きていてほしかった。
今でもふと思うんです。あなたはどこかで生きているんじゃないかって。…ただの自己満足の望みですけど、それでもそう思わずには本当にいられないのです。

大好きです、hide。大好きです。
きっとあなたは今も空でギターを気ままに奏でているのではないでしょうか。そうであればいいと、そう願っています。
今年もあなたの命日がやってきて、そうしてまた過ぎていきました。
まだ私はあなたに直接会いには行けていないけれど、近い未来に必ず、眠るあなたに会いに行きます。
春にきっと、あなたに会いに行きます。

あなたに出会えたことに感謝を。
hide、また来年の春に会いましょう。

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