アリシア・ヘイリー


アリシア・ヘイリー(24)

・大英帝国の新米検事
・160cm
・孤児
・勉学は得意、力仕事は向いていない
・好物はスコーン、苦手なものは肉とアルコール
・趣味は読書、美味しい紅茶を淹れること
・好みのタイプは知的な人

法廷では至極冷徹であり非情さを思わせる風に振舞っているが、根は穏やかで心優しい性格。
しかし他人、特に大人を一切信用しておらず、敵意さえ感じさせることも。
心を許した人間や、小さなこどもなど弱者に対しては本来の柔らかな物腰で接する。
一方、大切な者のために身を捨ててでも守り抜こうとする信念の強さと大胆さも持ち合わせている。

孤児院育ち。物心ついた頃から異常に大人しく、賢く大人びた子どもであったため、異端として扱われ、気味悪がられていた。
孤児院が何者かに燃やされ、行き場を失いイーストエンドでさまよっているところにジーナと出逢い、行動を共にするようになる。
大人たちに不当な扱いを受けながらも、共に路上で暮らす子どもたちと過ごすうちに家族としての情が芽生え、彼らを大切に思い守りたいと思うようになっていく。
そんな矢先、とある殺人事件に巻き込まれて犯人として疑われるが、自身の頭脳で真犯人真を突き止めて解決してしまう。
それがヴォルテックス主席判事の耳に入り、検事としての道を提示される。
半信半疑かつ同胞たちを置いていかなければならないことを心配していたが、上手く口説かれてしまい、彼の支援を受けて検事を目指して勉強することになる。
同胞たちを守るためであったが、彼らという居場所を捨てることになり、激怒したジーナには裏切り者として罵られ、それ以降は疎遠になってしまう。

十分な住まいを与えられたものの、極力他人の世話にはなりたくないと必要最低限の生活しかせず。周囲の視線など気にも留めず、己の身なりも路上生活の頃のまま構うことなく、そしてろくに眠らず勉強に励む日々を送る。
さすがに見かねたヴォルテックス卿は、アリシアをバンジークス検事の下へ預けることになる。
互いに不本意ではあったが、バンジークス卿はアリシアの真面目さと執念にも似た努力を認め、師として入れ込んでいくようになる。同時にアリシアの底辺レベルの暮らしぶりに頭を抱えつつ、淑女としての振舞い等を教え込んでいく。
アリシアも初めこそはバンジークス卿に対して強い警戒心を抱いていたものの、彼の真摯な態度に心を許し、強く信頼するようになっていく。検事になるためと彼を利用する気でいたのが彼の信頼に応えたいという意識に変わり、次第に捨てられたくないが故に優秀であり続けようと思うようになってしまう。
師への尊敬の中に別の感情が芽生えていくが、本人は気づいていない。





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