タイトル

「昨日どうして連絡くれなかったの?」



独占欲がある男の人は好き。でも本当に独占されるのは死ぬほど嫌い。



「ごめん友達とご飯食べてた」
「友達って?」
「なに?」
「男?」
「だったら何?」



やめてよしてそんな顔しないで。怒るなら怒ってくれていいし悲しむなら悲しんでくれてもいい。けどそんな曖昧な顔はお願いだからしないで。



「なまえちゃんモテるもんな」
「サンジくんだってそうでしょ?」
「でもちょっとだけ嫌かなーなんて」
「サンジくんはそういうの気にしないと思ってた」



なーんだがっかり他の人と変わらないんだ。今回はいいお付き合いが出来る予定だったけどまただめだったね。まあいいけど。



「俺のことそんな風に思ってたのか、まいったな」
「ごめんね、私のことこんな女だと思ってなかったなんて知らなかったの」
「俺のこと好き?」
「うん」



そうそれが好きなの。真面目な話をする時必ず私のほっぺを包んでくれるその手がたまらなく好き。



「そっか」
「サンジくん?」
「いいよ、そのままのなまえちゃんでも」





(私の幸せの為に貴方は苦しむのね)

20160115.

「#年下攻め」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -