「キャプテーン」
「何だよ?」
「キャプテーンキャプテーンキャプテーン」
「だーから、何だよ名前」
「私がもし、カバジと結婚するって言ったらどうする?」
「結婚ねえ…はあああ!?お前が、カバジと、結婚!?」
「うん」
「そりゃおめえ、本当かよ?」
「う、そ」
「ふざけんじゃねえぞこの小娘がっ」
「ねえキャプテーン」
「何だよ!」
「どうしてキャプテンそんなに怒ってるの?」
「はあ?そりゃ………何でだ?」
「不思議だねー、キャプテンが怒るなんて。私なーんも悪いことしてないのに」
「そ、そうだな」
「じゃあさ、モージと結婚するって言ったらどうする?」
「お前カバジだけじゃなくモージにまで手ぇ出しやがってこのっ」
「ねえ、何で怒ってるのキャプテン?」
「…あ、確かにな。何で怒ってんだおれぁ」



(はやくその感情に気づいて好きって認めて)


2011/06/13.

「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -