「そりゃ、いたっておかしくはないだろ」


歩みを進めたままローは答える。


「でもっ、」


ローに駆け寄るベポ。
なんなんだと言わんばかりの表情を向けるローだが、ベポは妙に焦っている。


「なんか、ヤな感じがするんだ。全然強い奴らじゃないけど、」

「だったら余計に関係ないだろうが。いい加減に」

「叫び声が聞こえるんだよ!」




back

人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -