「そりゃ、いたっておかしくはないだろ」歩みを進めたままローは答える。「でもっ、」ローに駆け寄るベポ。なんなんだと言わんばかりの表情を向けるローだが、ベポは妙に焦っている。「なんか、ヤな感じがするんだ。全然強い奴らじゃないけど、」「だったら余計に関係ないだろうが。いい加減に」「叫び声が聞こえるんだよ!」 前 次 back