(......あったかい...)


身体に暖かみを感じ、うっすらと目を開く。視界に入ったのは


(......まっしろ)


ふわふわのそれに手を伸ばす。


(気持ちいい...何かの毛かな)


手で撫でる動作を繰り返す。すると、突然それがびくっと動いた。


「!?」

「あっ、目が覚めたんだね!キャプテン呼ばなくちゃ!」


ちょっと待ってて、と言って視界から消えた白。それは喋る白クマで。手に感じていた温もりは、それがいなくなったことでひんやりとしていく。どうやら手を握られていたようだ。


(えっ...と...)




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