2人を軽く睨みながら、咳払いを1つするサッチ。


「またあの女に会いに行くんだってよ!!」


なかなか喋り出さないサッチに代わって、エースが白ひげに言う。酒を飲みに行くんだ!!と顔を赤くしながらサッチが反論する。


「グラララ!!そうか、また行くのか」

「オヤジ、なんとか言ってやってくれよい」


ずっとこの調子だから相手するこっちが大変なんだ、とマルコ。


「そうだな......サッチ、」


エースと言い争っていたサッチに、白ひげが声をかける。


「この島もあと2日だ。今夜辺り、一度全員でそこの店に飲みに行くか」


サッチが惚れた女にも興味があるしなぁ。白ひげがそう言うと、サッチは更に顔を赤くしながら、おう!!と返事をした。


「野郎ども!!今夜は酒場で飲むぞ!!」


白ひげがそう言うと、船のあちこちから歓喜の声が聞こえた。




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