ここはグランドラインにある春島、カントリア。
島の裏には一隻の海賊船が泊まっていた。
「なぁマルコー。今日も付き合ってくれよっ!!」
「またあの女のところかよい」
白ひげ海賊団だ。
「頼むよー!!いいだろ??あそこの酒、うまいしよぉ」
サッチはマルコに今夜の予定を交渉中だ。それに、どうせヒマだろ。とサッチが小声で言うと、拳骨が落とされた。
「いてぇっ!!何すんだよっ」
「お前が余計なこと言うからだろうが」
マルコに殴られ、涙目になるサッチ。でも本当のことだろー、と頭をさすりながら更に付け足す。それを聞いたマルコは、はぁ、と溜め息をついた。
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