「し、しりうすくん!しりうすくん起きて!しりうすくん!」
「んーなにー……、まだねみーよ…」
「ヴァルブルガさまが!いらっしゃったの!!」


「……………は?」

また和室で雑魚寝して、一泊。ただ今深夜2時。



時差の計算まちがえちゃったのよ(えへへ)



「いまリビングにお通ししたのだけど…」
「えっまじどういう?意味わかんない」
「トイレに起きたら玄関のドアに影がゆらゆらしてて、誰だろうなあて、出てみたら、ヴァルブルガさまだったの」
「え?様?様付け?顔見知り?」
「にしても、息子二人て、シリウスくんとレギュラスくんのことだったんだね!びっくりした!」

え?え?話についていけない、おれ。レイは他のみんなを起こさないように、さっきからずっと小声のまま。小声にしなくても遊びまくってつかれたから、大丈夫だと思うけど。次にレイはレギュラスのところへ行って、体を揺さぶった。…いや、いやいやいやいや。おれまだ話がわからない。レイは母さんを知ってる?どうゆうこと!

「レギュラスくーん、おきてー…」
「ううー、まだぁ…」
「ぎゃん!」
「ああっ!!レギュラスてめえ!!」
「ゴフッ…!」レギュラスのところへ駆け出したシリウスがピーターを踏んづけたときのピーターの声
「んー?なんのさわぎー?」
「うるさいなあ…」

結局大騒ぎになって、全員起床。(だってれぎゅがねぼけて…、レイに!だきついたから!)



110828 ニコ

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