ピーターに案内され部屋に入るとレイはスリザリンの奴ら三人に囲まれていた。男が二人と、女がひとり。

「ステューピファイ!」

「プロテゴ!」

放った失神呪文は簡単に防がれてしまった。反対に武装解除呪文がとんできてプロテゴと唱える。

「僕だけで十分さ!」

真ん中の男が進み出てきてにやりと笑った。

「は、レイに手え出してただで済むと思うなよ」

いままで闇払いになるためだけに勉強してきて、レイに会う時間まで減らしたのだ。スリザリンなんかに負けるわけがない。様々な色の閃光(緑だけはなかったが)が教室を破壊していく。

レイにあたりはしないだろうか。

そう思いふとレイのほうを見ると、彼女は、ふわりと、微笑んだ。



(ああ、すきだ)(だなんて、)(今さら実感した)





2009/11/27 ニコ

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