「レイ、その、……すきだ」

「……っわあ!」



ああ、なんて夢!

「レイ、大丈夫か?」

「きゃあ!」

わわわわわ本物の先輩がわたしの顔を心配そうに覗きこんでいる。わたしは布団をかぶってベットの上。…あれ?医務室?

「発熱だってさ」

やさしくわらう先輩。(どきどき)どうやらわたしは先輩に名前を呼ばれてどきどきしすぎて倒れたらしい。(なんだそりゃ、はっずかすぃー)

「お前もっとたくさん食えよ!軽くてびっくりした」

だって最近先輩のことが気になりすぎて何も食べられなかったんです。

と言うのはだめなような気がしたので、ひとまず久しぶりに近くでみる先輩の笑顔をみつめておくことにした。





2009/11/25 ニコ

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