(え?日本?海外?え?なに?とゆう疑問にはおだやかにフタをしてね!あと大学のこともよくわかってません!ごめんなさい!)
唐突にゆうと、リーマスは地元の大学の、考古学部に通っている。でも、遺跡の発掘!男のロマン!みたいなかんじではなくて、古文書を読んだり、文化遺産巡りとしょっちゅう小旅行に出掛けたり、している。それでね、その旅行はいつもお友達さんたちといっているのだけれど、今回、わたしも連れていってくれるんだって!
「…なにその荷物」
「え?」
「え?一泊二日って、僕、いったよね?」
「うん、聞いたよ?」
「……」
さあ出かけるぞと早起きして、支度もばっちりで、リビングでリーマスの準備が終わるのをまってた。どどうしようりーますなんか困った顔してる?もしかしてやっぱり旅行いくのやめたとか?わたしといっしょなんていやとか?わあたいへん涙でてきそう。
「り、りっ、ます、いや?わたしと、いや?」
「あー泣かないでよ。違うって」
「じゃあなんでそんな困った顔するの〜」
そしたらどうしてか恥ずかしそうに、ほっぺたをかいてから、リーマスはしゃがんだ。荷物と座り込んでたわたしに視線を合わせるためだ。リーマスはお話をするとき必ず目と目を合わせてくれる。こうゆうとこ、とてもすき。
「ええっと、旅行、そんな、嬉しい?」
「うれしいよ!」
間髪いれずに答えた。ら、いきなりぎゅっとあったくなって、あれ、めっちゃはぐされてる…?ええうれしいなにどうしてわけわかんないうれしい?うれしい!
「うん。僕も嬉しい」
そっかあリーマスもうれしいのね。よくわからんけんとりあえずわたしもぎゅうぎゅうする。いーにおい。
「…でも荷物は半分にしてね」
「はあーい」
111026
(つまり荷物がしんじられないほど多くなっちゃってたのよね)